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芸術家が、「意識のフロンティア」だとしたら

みなさんこんにちは、いきなり画家を目指して8ヶ月の大野です。
10日後に迫った2回目となる個展に向けて、鋭意準備中すぎる大野、個展でみなさんに最初にご覧いただくであろう「ごあいさつ」を作成いたしました。

これを書いてみて、自分も「なるほど!だから私は今回の個展をやるのかぁ!」と整理されました(今更?笑)。

ので、どんな個展かをお伝えするために、事前に公開することにしました💡
もしご興味ある方がいらっしゃいましたら、お読みいただけましたら幸いです。


ごあいさつ

本日は、お忙しい中足をお運びくださいまして、誠にありがとうございます。
今年の3月より始めた画業も、8ヶ月目を迎え、この度2回目となる個展を開催する運びとなりました。日頃から応援くださっている皆様に、心より御礼申し上げます。

そもそも私が絵を描く理由とは何なのか。
絵を始めた経緯は、なんと「人に強く説得された」から。
そんな始まりだったものですから、この8ヶ月間はひたすら手を動かすと同時に、「どうして私は絵を描くのか」そんな問いがいつも隣にありました。

そんな中、人に言われてふっと惹かれたのは、「芸術家は、意識のフロンティア足り得るのではないか」というお話でした。芸術を深めること、そこに分かりやすい意味は転がっていないような気がします。分かりやすい「機能」を持たないこの絵という物体にどうして向き合うのか、それをやる意味はどこにあるのか。仮にそれが全く見えないとしたら、それは相応に辛い道のりのように思います。そんな折に言われたのが、「意識のフロンティア」という話でした。

絵を描くことは、私にとってはひたすらに自分や自分の意識と向き合うことでもあります。自身の絵を見てその時々の「何か」と対面するとともに、ときにそれは何かを「突きつける」ような厳しさを持っている。また一方で、絵の中で迷いと葛藤と冒険を繰り返す中で、自然と自分の中で課題に感じていたものを乗り越える瞬間がある。私にとって絵を描くことはその繰り返しであり、同時にその軌跡が結果的に絵になっていたりします。

その過程が少しでも、みなさんに通ずる意識の領域を広げられているとしたら。その過程が、何かみなさん自身の状況と重なり、共鳴し、感情を生み出すものであるとしたら。みなさんが絵を通じてご自身との対話を始め、深めていただくことこそ、私の喜びです。

私自身、絵を描くことを通じて、自分への気づき、赦し、癒し、など多くの恩恵を得ることができてます。今回、私が感じたことを少しでもみなさんと共有したく、「体験・体感」型の個展を開催することといたしました。

ぜひ、感じて、書いて、話して、描いて、という一連の体験をお楽しみください。
私の作品は、みなさんのそういった体験を誘発するための「触媒」のようなもの。
展示自体は、ここ4ヶ月の私の心の動きを、時系列で追いながら展示しております。
どこかみなさんの状況に触れるものがあるかもしれません。絵を材料としながら、みなさんの心のうちに豊かな時間が訪れたとしたら、こんなに嬉しいことはありません。

本日は、どうぞ心ゆくまでお楽しみください。


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個展の詳細はこちら↓から💡


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