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IELTSスピーキングの点数を少しでもUPさせたい人向け具体的Tips

前回はIELTSライティング対策を記事にしました。
※前回記事はこちらから

今回はIELTSスピーキングの対策について記事にしたいと思います。
IELTS4技能の中で一番対策がしにくいのがスピーキングなのではないでしょうか?
やっかいなスピーキングテストですが、IELTS受験を経験した著者が具体的な対策まで踏み込んで話をしていきます。
それではご覧ください!

1. 使うべき最強の外部サービス①:NishのIELTS講座

Hiro それでは早速今回も予備校を活用されたかどうかから伺いたいと思います。
TAD 大手の予備校さんは使っていないですね(笑)。
Hiro あれ、じゃあ今回はこのセクションはもう終わりですかね?私も例によって使っていないです(笑)。
TAD Speakingは日頃の練習とか、自分なりにカスタマイズされたレッスンとかでないと向上が難しいと思います。なのでおそらく皆さんも独学とかが多いのではないかな、と思います。

Hiro では予備校以外の日々の学習という観点でお伺いしましょう。
TAD 私はまずNishさんの講座を活用しました。具体的に講座内でどんなことをしたかというと1回1時間のセッションを計6回受けたんですけれども、その中で中国のサイトとかでタームごとに出た問題の回答をNishさんが話してくれて 暗記するっていう勉強法でしたね。
Hiro え、TADさんは聞くだけですか?
TAD すみません、言葉足らずでした(笑)。1時間の中で実践演習セットを3セット分くらいやりました。パート1,2,3を全部通して1セットです。そしてその中で例えばパート1で、「好きな映画を教えてください」のようなトピックについて話してみて、って言われます。それでこちらが色々としゃべった後にNishさんが回答をブラッシュアップしてしゃべってくれます。それを後で録音データでもらえるので、レッスン後に暗記していくという感じでした。
Hiro なるほどです。MBAのインタビューレッスンの時と同じような進め方ですね(笑)。
TAD  確かにそんな感じでしたね。


2. 使うべき最強の外部サービス②:DMM英会話

Hiro では基本的にこの1時間 x 6回のレッスンと、その前後で録音を聞いたり単語を調べたりという学習を日々されてたってことですか?
TAD そうです そうです。あとはやっぱり慣れも大事だなと思ったので、DMM英会話も結構やってましたね。
Hiro DMM英会話ではIELTS練習をやってくれる先生を選ばれていたんですか?
TAD はい、そうです。
Hiro ちなみにそのIELTSの先生は、過去にIELTSの試験官だったとか、そういう経歴の人たちなんですか?
TAD そういう人もいました。 先生を選ぶときにフリーワード検索をかけられるので、そうするとプロフィールにそういうことが書いてあったりしますね。それで実際に授業を受けてみて、先生の当たりはずれを見極めて、徐々に当たりの先生に固定してレッスンを受けていたという感じです。

3. 使うべき最強の外部サービス③:Advanced Everyday English

Hiro なるほどです。そのほかに本とかは購入されたりはしませんでしたか?
TAD しませんでした。Hiroさんはどうでしたか?
Hiro 私は書籍から入りましたね。
TAD ほうほう。
Hiro 試験の構成(パート1,2,3があってパート1はこんな感じ、みたいな)とか、各パートでどんな内容が具体的に聞かれるのか、という情報は本とかにも書いてあるじゃないですか。それで最初は本に載っている例題と模範解答見ながら自分の回答を作るという作業を一定してたかなって思います。ただやっぱり本に書いてある内容って私の言いたいことと全然違う例文 になっていることばかりなので、一応その本の回答とか見て、汎用的に使えそうな表現は使いつつも、別の色んなソースを活用しながら自分の回答を作っていきました。
TAD 例えばどんなものですか?
Hiro 先日の留活交流会というイベントでも紹介していたのですが、Colinsで出版しているAdvanced Everyday Englishという本を使っていました。
TAD この本ですね。

Hiro この本はめちゃめちゃイディオムが載っててマジで初見だと知らないものばっかり(笑)。これは表現の宝庫だと思って、この本見ながら使えそうな表現とかを自分の回答に組み込んで、オリジナルの回答として作っていくっていう作業をしていましたね。
TAD 作った回答はどうやって覚えましたか?
Hiro 最終的に紙の単語カードに落とし込みました。表面に問題を書いて裏面に自分のスクリプトを書いてそれを覚えていく、という感じですね。 ただ、本に載っている表現を使って文を作るっていうアプローチではなかったです。この問題がありました。この問題に対してこう答えたいです。 そこでいったん文章を作ってみた後に、少しスパイスとしてレベル高い表現が欲しいな、そういえばこんな表現あったな、ちょっと事実を歪曲させるかもしれないけれどもうまく組み込めそうだな、みたいな感じで一応自分の言いたいことは、とりあえず先に一応入れたうえで全体のレベル感とか考慮して整えていたみたいな感じです。
TAD なるほどです。それは雪だるま式に使える表現も増えていきそうですね。それ以外も何かやられていましたか?

4. 使うべき最強の外部サービス④:Cambly

Hiro 私もオンライン英会話は結構使ってましたよ。Camblyの1週間に3回コースを使っていました。僕は現役でIELTSの試験官だっていう先生に当たりました。その先生とは基本Part1ばかり練習しましたね。
TAD あ、そうなんですか?
Hiro 僕の考えとしては、パート3ってパート1の積み重ねだろうと思ったので、一旦パート1でいろんな角度でから出てくる問題について答えれていたらパート3もいけるだろうぐらいの感じで考えていました。印象的なところもあると思っているので、パート1でこけないようにっていうところを重点的に仕上げていたって感じです。
TAD なるほど。それはすごく大事だな、と今改めて思っています。 自己紹介含め、パート1を通してだいたいこの人の英語レベルはこれくらいだなって試験官も思っているんじゃないかなと。
Hiro 追加で言うと一応パート2もちょっとやったんですけれど、これはテンプレート戦法を使いました。 先生からテンプレートを2つくらいもらって、そのテンプレートに沿いつつどんな話題が出ても一応そのテンプレートの中にある表現は結構使えるような形になってるって感じですね。
TAD Part2でできるんですね。
Hiro はい、結構つなぎ表現みたいなのばかりですけれどね。残念ながら私がそのテンプレートを忘れてしまいましたが。
TAD でも、そういう戦法も使えなくはないよっていうことで理解しました。
Hiro 日常的にやっていた範囲で言うと、多分こんなもんなのかなって思います。


5. 高得点を取るには○○に関する話題を選ぼう

Hiro それでは上手くいったこと・いかなかったことをお伺いしようと思います。
TAD Speakingは一番波がある試験だと思っています。受験会場のせいか試験官による当たり外れなのかは分からないですが、例えば僕は2回目のIELTSではSpeaking 7.0だったので、この調子なら他のL,R,Wを勉強して臨んだらもうスコアメイキングできそうだなって思って3回目を受けたら今度は5.5になってて。。。その時にもし6.5が取れていたら、もうIELTSからは解放されるって感じだったので思わず再採点してもらいました。
Hiro あの1万円くらいかかるやつですね。
TAD はい、でも結果はダメでした。手応えは全然変わらないのにすごく良かったり、すごく悪かったりってところに悩まされました。
Hiro まあそうですよね。 結構僕もなかなか点数伸びなかったですね。でも結局半分運みたいなところはありますよね。話しやすいテーマだったら伸びやすいというのはあるかなと思っています。
TAD そうですね。自分が仕事とかの関係でよく知っている知識を持っていった方が点数上がるんじゃないかなって仮説があって。自分の仕事の話だと難しい単語でも上手く使っていけるというのはあると思っています。
Hiro 確かにそうですね。僕もIT系の単語を使っていた時は点数が高かったような気がします。
TAD 7.0のスコアが出た時、地球環境地球環境問題に対する意見をパート3で問われたのですが、自論をある程度持っていたので点数が伸びたっていう気がします。
Hiro パート1,2,3の中だとどのパートが苦手でしたか?
TAD うーん、難しいですね。ひとつ思うのは、パート1がもっと小慣れていたら、点数が伸びていたかなとは思います。
Hiro パート1ってテーマ的には大したことはないんですけれど、答えにくいものもありますよね(笑)。
TAD そうなんですよ。
Hiro あまりこだわりがなく生きてる場合、日常生活に対する質問は答えにくいのかなぁと。自分のこだわりがあるものに対してはよく話せるけれど、別に日頃生きてる時にあらゆるものにこだわり持って生きてるわけじゃないからなぁというのは思います。
TAD 話脱線しますけど、MBAでは色々と日本のことを他の国の方からよく聞かれると思うんですよね。だから日本の文化のこととか、日頃特に意識していなかったりするものに対しても意識してしゃべれるようにしておかないといけないなぁと最近思います。
Hiro 僕も特に仏教については話せるよう準備しています(笑)。

6. 超強力!○○と○○を併せた最強スピーキング対策方法

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