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【本棚】#4 仕事で認められる人は、見えないところで何をしているのか?

本棚4冊目

今回はビジネス本。
実は前noteにも書いたことあるのですが、何度も読み返しており、考え方以上にやる気をもらっている本です。

仕事で認められる人は、見えないところで何をしているのか? 鎌倉 圭

さて、めっちゃ美人が表紙になっているこの本ですが、まず、筆者を知ることからこの本は始まるので、鎌倉 圭さんのご紹介から。↓↓

「iTunes Store」チャートで3作品連続1位を記録したシンガーソングライターにして税理士。
広告代理店を皮切りに、お笑い芸能プロダクション、税理士法人、モデル事務所などの経営者として手腕を発揮。
現在、計6社を経営(Amazonより抜粋)

昨今、落合陽一さん、という「なにやっている、なんの人なのかわからない人(ほめてます」がいますが、鎌倉さんもその系統。

↓落合さん


まず、計6社も経営しているだけで驚きなのに
・シンガーソングライターで
・税理士で
・芸能プロダクション経営で
という統一性のなさ。

ちょっと紹介文を加工すれば
「iTunes Store」チャートで3作品連続1位を記録したお笑い芸能プロダクションを経営する税理士
です。
意味不明だ笑 名刺何枚あるんでしょうね。

そんな敏腕経営者が普段何を考えていて、どう仕事に向き合っているのか?
それを解説してくれる本です。

仕事はつらいし、面倒

さて、本の中にもあるが、自分も本を手に取った時、「6社も経営しているのだし、仕事好きな人が裏側でどんなことを勉強してるか、みたいな本なのかな」と思っていました。

が、そんなことはなかった。
実際本のカバーにも

「仕事めんどくさいなぁ」
と思う日だってあります。

と書いてあります。

そんな方だから、僕も読んでてしっくりきたのかもしれません。

好きじゃないなら習慣化

では、仕事が面倒、と思う6社の社長はどうやって仕事をしているのか、そのキーが、習慣化。

・楽しいからやる
・好きだからやる

よく聞く上の2つは確かに強いんでしょうし、それができるなら素晴らしい。
ただ裏を返すと

・楽しくなくなった瞬間にやらない
・好きじゃないからできない

に陥ってしまいやすいわけです。

さらには「好きなものってなんだ?」なんて悩んでる人には好きなもの探しから始めなきゃいけない。
見つからない人には見つからないんですよね。あと大抵、ゲームしたり漫画読んだりした方が好きです、当たり前だけど。

そこで出てくるのが、習慣化

「勉強しないと気持ち悪い」
「仕事しないと気持ち悪い」

そう思えるまでやる。好きとか嫌いとかは二の次。完全に筋トレとかと同じ発想ですね。

それができたら苦労しないって、と思うかもしれませんが、考えてみてください。

どんだけ仕事が嫌いでも、出社しないと気持ち悪くないですか?

もちろん、違う方もいるとは思いますが、同意してくれる人もいるはず。人間案外、いつも同じことをしてるとそれの好き嫌いにかかわらず、違うことをしにくいものらしいです。

とりあえずやる。の思考回路を持った自分としてはとても共感できる考えでした。

5つの基本と39のセオリー

さて、習慣化、にプラスしてさらに本には「認められる仕事」をするための5つの基本と39の仕事上のテクニックが書いてあります。

今回は分量(と自分の理解度)の関係で5つの基本だけ書きますが、セオリーの方も方法論ではないので普通に読んでて面白かったです笑

細かい詳細は割愛しますが、基本は下記5つ

5つの基本について
1.スピード
2.ノープライド
3.憑依させる
4.”モチベーション”はいらない
5.やらずに後悔するなら、やって後悔しろ

この本読んで1つ思っているのは多分合わない人には合わなそうだな、ということ。
特に2と4に関しては噛み合わなそうだなと思う人が数人頭に思い浮かびます笑

それでも、自分には大いに刺さりましたし、正直この5つを本気で実践できるようになるには割と時間かかるのでは?と思っています。

もし、
「仕事で夢を叶える!」
とか
「モチベーションが大事」
とかがピンとこない人。

もしくは、なんか日々にやらされ仕事感を感じている人、に是非読んで欲しい本です。

最後に

多分、特殊なこと革新的なことは書いてないし、「ちょっと仕事が好きくない人の目線で当たり前のことを書いた本」という印象です。

でもその目線で言語化してくれたから、自分には刺さりました。

自分自身、この本に出会ったタイミングが、「夢」とか、「やりたいこと」とかを持っていないとダメなんだ、と思っていた時期で、
その2つがないこと自体が重荷、というタイミングでした。

それってまあ辛くて、でも焦って考えてもしっくり来るものはでてこなくて。
そんな時にふらっと買った本です。(表紙の美人さんにつられたのは内緒)

だからおんなじように考えて、しっくりこない人に読んで欲しいと思っています。
そして、合わないわ、と思ったらそれでいいかな、と。


本棚も4冊目、習慣化できてるかなぁ笑

オワリ

※あくまで自分主観の感想なので、解釈違い等あるかもしれません。ご了承ください。





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