大卒ホームレス、起業する 第2話 「そしてホームレスになる」


「 1ヶ月?そういうのはやってない」

僕が周りの人達に1ヶ月で良いから居候させてくれないか?と聞いたら、みんながみんなそう言ってきた。

友達だから大丈夫だろうという甘えた考えは通用しなかった。あと、いかに自分が信用されてないかもわかった。

日頃の行いがそうさせたのだ。

実家に帰るかも迷ったが、めちゃめちゃ田舎だし、訳ありで絶縁状態。

とりあえず引っ越そうにも手持ちの現金無し。

悩んだあげく

商店街暮らしのホームレスに笑


ゴミ袋の中に服を多少と、お金が入ってなく使えない財布と、携帯電話を持ってスタート。

二階建てのカフェの下のスペースって、結構快適だった。

商店街だからアーケードがあるし、雨には濡れないし。

ご飯は、定番かもしれないけど、コンビニの廃棄と、商店街のおはぎ屋さんのおばちゃんから、売れ残りのおはぎをもらって生活してた( お掃除手伝った)

こうして、僕は、完全なる浮浪者となったのである。


その時、まさか自分が社長になるなんて、僕は夢にも思わなかった。


出会いが僕の人生を変えたのである。

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