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この宇宙はプラズマでできている vol.022

執筆:ラボラトリオ研究員 杉山 彰

3.13.宇宙には、約2兆個の銀河が存在する

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3.14.その2兆個の銀河の一つ一つに、約2000億個の星が存在するという

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3.15.私たち人類は、2兆個の銀河宇宙の一つに存在している

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本レポートの冒頭に、“しかし、この「軽い原子のみが存在する宇宙の時代=暗黒時代」の存在は、じつはこの宇宙に地球が誕生し人類が登場するための絶対的な条件だったのです。自然界の奇跡だったのです。奇跡のお話しは後述します。お楽しみにしてください” と記述しました。

その奇跡とは、まさにビッグバン宇宙が、その役割を終えて宇宙の晴れ上がった時点から数億年の間、ヘリウム4と質量数8の壁のために重い原子の生成ができなかった「軽い原子のみが存在する宇宙の時代=暗黒時代」が存在したために、陽子と中性子の質量の差が絶妙のバランスを生んだのです。

陽子と中性子の質量の差が絶妙のバランスがどういう結果をもたらしたのか。宇宙に大量の水素を残すことになったのでした。現在、私たちの太陽は、その水素を燃やした核反応エネルギーを、私たちの地球に降り注いでくれているのです。もし、ヘリウム4と質量数8の壁が演出した「軽い原子のみが存在する宇宙の時代=暗黒時代」が存在していなければ、私たちの地球が、現在のような生命に最適な環境を構築し得なかったのです。

この宇宙に人類が登場するための絶対的な条件であった「水素」の確保を、ヘリウム4と質量数8の壁という、「4」と「8」の数字の組み合わせが実現したとは、まさに自然界の奇跡といえるのではないしょうか。

私たちの宇宙は、結果として人間を生んだのではなく、始めから人間が生まれてくる必然性を持っていた。つまり、「人間あっての宇宙」という強い人間原理論(※1)を、この項の締めくくりの言葉にしたいと思います。

※1.強い人間原理:物理学、とくに宇宙論において、宇宙構造の理由を人間の存在に求める「人間原理」としての考え方の一つである。ブランドン・カーターは「人間原理」の考え方をさらに一歩進めて、知的生命体が存在し得ないような宇宙は観測され得ない。よって、宇宙は知的生命体が存在するような構造をしていなければならないという「強い人間原理」を示した。出典:ウィキペディア


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【杉山 彰(すぎやま あきら)プロフィール】◎立命館大学 産業社会学部卒
 1974年、(株)タイムにコピーライターとして入社。
 以後(株)タイムに10年間勤務した後、杉山彰事務所を主宰。
 1990年、株式会社 JCN研究所を設立
 1993年、株式会社CSK関連会社 
 日本レジホンシステムズ(ナレッジモデリング株式会社の前身)と
 マーケティング顧問契約を締結
 ※この時期に、七沢先生との知遇を得て、現在に至る。
 1995年、松下電器産業(株)開発本部・映像音響情報研究所の
 コンセプトメーカーとして顧問契約(技術支援業務契約)を締結。
 2010年、株式会社 JCN研究所を休眠、現在に至る。

◎〈作成論文&レポート〉
 ・「マトリックス・マネージメント」
 ・「オープンマインド・ヒューマン・ネットワーキング」
 ・「コンピュータの中の日本語」
 ・「新・遺伝的アルゴリズム論」
 ・「知識社会におけるヒューマンネットワーキング経営の在り方」
 ・「人間と夢」 等

◎〈開発システム〉
 ・コンピュータにおける日本語処理機能としての
  カナ漢字置換装置・JCN〈愛(ai)〉
 ・置換アルゴリズムの応用システム「TAO/TIME認証システム」
 ・TAO時計装置

◎〈出願特許〉
 ・「カナ漢字自動置換システム」
 ・「新・遺伝的アルゴリズムによる、漢字混じり文章生成装置」
 ・「アナログ計時とディジタル計時と絶対時間を同時共時に
   計測表示できるTAO時計装置」
 ・「音符システムを活用した、新・中間言語アルゴリズム」
 ・「時間軸をキーデータとする、システム辞書の生成方法」
 ・「利用履歴データをID化した、新・ファイル管理システム」等

◎〈取得特許〉
 「TAO時計装置」(米国特許)、
 「TAO・TIME認証システム」(国際特許) 等

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