「神道」に秘められた、言霊的な意味

こんにちは。
Parole編集部です。

先日、こちらの記事にて、伊勢神宮に参拝をおこなわせていただいた旨をご報告させていただきました。

今回はこの伊勢神宮参拝に関連するお話で、改めて「神道」の意味について、
当グループのリーダーよりお話しがございました。

日本民族はその心の中には神道があり、とりわけ強要されることはなくとも、その精神性をごく自然に理解している、と言われています。

本文をご覧いただくことによって、一歩進んだ解釈として、神道に秘められた大切な部分により深く触れていただくことができるのではないかと思っております。

神道にまつわる貴重なお話、ぜひご一読いただけましたら幸いです。

おはようございます。
今日は日々の心構え的なところを
お話をしたいと思います。

先般、インスタグラムでも少し前に
「日に新た」という言葉の入った
画像と文字のものが出ていたかと思います。

私たちが取り組んでいる神道という世界を
言葉から考えてみますと、
そこには様々な意味があるわけです。

そのひとつに「新しく当たる」
という意味が含まれるんですね。
「新当（しんとう）」というものがあります。

これが、鹿島神宮の方に、
鹿島新當流（かしましんとうりゅう）
という剣術がありますけども、
鹿島新當流の「しんとう」というのは、

通常の「神道」という言葉と
「新しく当たる」という言葉を
両方掛け合わせているんですね。

また鹿島神宮の記念館に
韴霊剣（ふつのみたまのつるぎ）というのがあり、
これが肩刃で大体270数センチありまして、
ちょうどこちらに入っている
両刃の天沼矛が137cmですので
それの倍の長さの刀があります。

そこで、「新しく当たる」ということを
言っているわけでして、その教えを授かった
塚原卜伝（つかはら ぼくでん）が後に
有名な剣豪になるということなんですね。

伊勢でもお話しましたけども、
今回私たちは「天之御鏡」（あめのみかがみ）
という新たな神器を皆さんに
お披露目をするということをしました。

その時の神器を入れる袋を作ってくださったのが
神器の関係のものをつくることを
専門にされている方々が協力してくれた
ということがあります。

これはどんなにお金を積んでも、
何をやっても、本当はつくることはできないんですね。

それを何故やってくれたかというと、

「あなた方は本当の
この神器の意味を知っている」と。
「だから作りましょう」

ということで、引き受けてくださいました。

その意味はどこにあるのかというと、
今回、シリコンの最高品位のもので
鏡をつくったわけですけども、
その方がおっしゃるのは、

「神器というのは、
その時代の一番最先端の新しいもの、
また最先端の技術で作るものが神器であって、
昔の神器はもはや違うんだ」と。

ですから、最も新しいものが
神器になるのであって、
古いものは神器ではない
ということを知っているわけですね。
「あなた方も知っているので喜んで作りたい」
ということになったわけです。

ですから、一般的には、
古くて伝統的なものがいい
という見方もありますけども、
本質的なものはそれでいいのですが、
やはり神道というのは、
元々新しいものであるということであり、
神器というのも常に最先端の新しさがないと
いけない、ということがあります。

これは言うなれば、
私たちの日々の心の在り方とか、
そういった諸々が日に新たということでないと、
本来の道を歩んでいるとは
言えないんじゃないかと、
そういうことが出てくるわけですね。

この神道という意味のひとつの側面に、
新しく当たるということがありますので、
どうしても仕事をやっていると、
同じ仕事を古い目で見がちなってしまいます。

ですから、「またこれをやっているか」
という感じで取り組まれる場合がありますけども
古いのは自分の心であって、
現象というのは常に変化しているわけですね。
水分子が常にものすごいスピードで
動いて存在しているように、
古いものは一切存在していないんですね。

あえて古いということでいえば、
心のほうが古いのであって、
それが新しくなければ、
新たな発見ができませんし、
我々は常に新たな発見をするということと、
それを世に提示することが役目ですので、
是非皆さんには、この新しい心で
事にあたっていただきたいと思います。

昨日、最先端の情報を
みんなで集めましょうということで、
また新たなしくみ作りを検討しまして、
また呼びかけをしていきます。

要は新しい情報を常に出ているという状態を
システム的に作るということを考えております。

そういったことを、
より新たに日々やってまいりたいと思いますので
またよろしくお願いします。