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おれは剣術を使えねぇんだコノヤロー!!! と言える生き様と公

執筆:ラボラトリオ研究員  久善


今回は、漫画「ONE PIECE」に出てくるセリフをご紹介します。

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ルフィ 「おれは剣術を使えねェんだコノヤロー !!!
     航海術も持ってねェし!!!
     料理もつくれねェし‼
     ウソもつけねェ‼

     おれは助けてもらわねェと
     生きていけねェ自信がある!!!」

アーロン「シャハハハハハ・・・
     てめェのフガイなさを全面肯定とは歯切れのいい男だ !!!
     てめェみてェな無能な男を船長に持つ仲間達は
     さぞ迷惑してるんだろう
     なぜてめェの仲間は必死にてめェを助けたんだかなァ・・・
     そんなプライドもクソもねェてめェが一船の船長の器か!!?  
   
     てめェに一体何ができる!!!」

ルフィ 「お前に勝てる」

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これ、昔読んでて
いいシーンだな~
と思っていました。

そのままと言えばそのままなので
あえて書く必要もないのですが
一応これをふまえつつ
思ったことを書いていきたいと思います。

学生の頃
特に受験とかの場合は
トータルで、ある水準以上の点数を取ることを強いられてきました。

だから、まんべんなくできる必要がある。

そういった経験が
大人になっても染みついたまま
過ごしてしまうのかもしれません。

当然、オールラウンダーになれるなら
それはそれでいいと思います。

でも、そうでなかったとしたら?

誰しも得意不得意はあるし
長所短所も持っています。

全てをカバーしようとしても
多種多様なこの世の中でそれはなかなか無理というもの。

だからこそ、まずは自分ができる範囲でいい
その、自分守備範囲を「本気で」守りつつ
少しずつ広げていけばいい。

むしろその方が、中途半端にやってしまうより
余程才能が開花しやすく、結果として助けれる人も多くなります。

その時のタイミングなどもあるかとは思いますが
自分がやるべきことに集中する。エネルギーを全力で注ぐ。
そして、そのほかはできる人に任せる!

こういう覚悟も
時には必要なのかもしれませんね。

ちなみに、少し大げさなことも書いておりますが
「大きなこと」である必要はありません。

たとえば、天岩戸開きという神話がありますが

ストーリー詳細は端折るとして
「なぜ、天照大神は外が気になって、少し除いたのか」
という事を考えてみたいと思います。


なぜ、外が気になったのか

それは

外がにぎやかだったから。


にぎやかしていたのは、アメノウズメですが
そこには、名前も出てきませんが
大笑いしながら、場を盛り上げていた神たちがいました。


当然、アメノウズメだけでは場は盛り上がりません。

周りが大笑いして盛り上がったからこそ
天照大神にまで声が届き
なんで外は盛り上がっているのだろうと不思議に思い
ちらっと覗くことになったのです。

つまり、「笑うだけ」「楽しむだけ」
でも立派な役割だったということ。


人生において、主役になる場面はいくつもありますが
毎回そうではありません。

でも、その時々で役割があり
小さな役割含め、すべてが統合されるからこそ
現実が大きく動くことだってあります。

だからこそ
その役割をどれだけ本気でやり遂げれるか。

岩戸開きの例でいうと
笑うだけ、楽しむだけでも
自分が楽しむだけなのか
周りも楽しめる楽しみ方をするのか
アメノウズメが気持ちよく踊れるような楽しみ方をするのかなど

本気でやろうとすればするほど
実は深められるものでもあります。

僕もついつい、
仕事をこなす日々になってしまいがちですが

しっかりと自分の武器を見つけ、
その武器を仕事の中でも研ぎ澄ましていき、さらに深めながら
よりいい影響、いいエネルギーを
循環させていけるような働き方、生き方を目指していきたいと
アウトプットしながら、改めて思うところでございます。

後半はやや自分自身にむけて書いてみましたが
最後までお読みいただきありがとうございました。


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【久善 プロフィール】
子どものころ、地元で神楽を学ぶなかで神話にも触れる。
社会人になり、航空機整備会社に就職。
この頃、斎藤一人さんの書籍に出会い、神という視点を通した生き方を学ぶ。
その後、ワープの講座に出会い、神道の深さを知る。
現在は、航空機整備の経験のおかげで、技術要員として採用していただき、
neten株式会社で製造・修理を担当。


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