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21世紀のコミュニケーションツール。 意識進化を加速させる、高速学習システムとしての言霊言語の可能性。その3

執筆:ラボラトリオ研究員 杉山 彰

脳波コミュニケーションによる呼応力。
それがロゴストロンシステムの作用機序。

ロゴストロンシステムの作用機序は、まず、“あなたの望む現実”が実現したとみなして記述することから始まる。記述するためには、推敲しなければならない。あれこれ考えて“あなたの望む現実”を、構文のフォーマットに落とし込んで書き上げることである。しかもこの時点で“あなたの望む現実”は実現したと過去形で書き上げられ、書き上げられた事象は、最終的に記憶の司令塔である海馬の働きで短期記憶として一時的に保持されるのである。

海馬の役割と機能については後述するが、書き上げられた“あなたの望む現実”の構文はロゴストンセンターに送信される。センターに送信された“あなたの望む現実”の構文は、直ちにロゴストロン言語周波数に変換されて、あなたが所有するロゴストロンシステムにダウンロードされ、あなたのロゴストロンシステムとあなたの脳との間で脳波コミュニケーションが始まるのである。

たとえば“あなたの望む現実”の構文の文字量を1,000文字で書き上げた場合、ロゴストロンシステムのハイスペック機種ならば、最終的に1秒間に約60回、“あなたの望む現実”の構文があなたの脳に繰り返し送り届けられるわけである。あなたが過去に記憶した“あなたの望む現実”が繰り返し、繰り返し脳に送り込まれることにより、いったん短期記憶として海馬に一時的に保持されていた“あなたの望む現実”は、海馬に仕分けられてエピソード記憶として大脳新皮質に長期記憶として意識させられるのである。ロゴストロンシステムの基本的な働きの一つが、大脳新皮質に“あなたの望む現実”をエピソード記憶として意識させる働きなのである。いったん大脳新皮質にエピソード記憶として意識された“あなたの望む現実”は、ことある度に意識される事象として存在するようになるのである。

たとえば“あなたの望む現実”が10kgのダイエットとした場合、10kgのダイエットを実行するための手順が詳細に書き込まれている構文は、エピソード記憶として、たえずあなたの大脳新皮質で想起されるのである。その発信速度と回数は前述のとおり、1秒間に約60回、1日24時間(1秒✕60回✕60分✕24時間=8万6400回)。仮にロゴストロンシステムを1ヶ月、発信し続ければ、約260万回(8万6400回✕30日)絶え間なく海馬に送り込まれ、海馬はそのたびにシナプスを増殖し続け、きわめてアクティブなエピソード記憶として、有形無形に“あなたの望む現実”を意識し続けさせてくれるのである。

このことは、村上和雄氏が提唱している「100万回の祈り」を実行すれば、その祈りは現実化するという理論とも同定できる。ただしロゴストロンシステムは、祈りをより具体的に詳細に記述した1,000文字の構文として、その構文を口に出すことなく、頭に思い浮かべることなく、無意識下のうちに、脳、つまり海馬に意識させ続けることができるのである。ダイエットが成功する確率を飛躍的に高めてくれるわけである。いうまでもなく“あなたの望む現実”はダイエットばかりではなく、無数にある“あなたの望む現実”のすべてを成功体験の対象として適用できるのである。(→その4に続く)

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【杉山 彰(すぎやま あきら)プロフィール】

◎立命館大学 産業社会学部卒
 1974年、(株)タイムにコピーライターとして入社。
 以後(株)タイムに10年間勤務した後、杉山彰事務所を主宰。
 1990年、株式会社 JCN研究所を設立
 1993年、株式会社CSK関連会社 
 日本レジホンシステムズ(ナレッジモデリング株式会社の前身)と
 マーケティング顧問契約を締結
 ※この時期に、七沢先生との知遇を得て、現在に至る。
 1995年、松下電器産業(株)開発本部・映像音響情報研究所の
 コンセプトメーカーとして顧問契約(技術支援業務契約)を締結。
 2010年、株式会社 JCN研究所を休眠、現在に至る。

◎〈作成論文&レポート〉
 ・「マトリックス・マネージメント」
 ・「オープンマインド・ヒューマン・ネットワーキング」
 ・「コンピュータの中の日本語」
 ・「新・遺伝的アルゴリズム論」
 ・「知識社会におけるヒューマンネットワーキング経営の在り方」
 ・「人間と夢」 等

◎〈開発システム〉
 ・コンピュータにおける日本語処理機能としての
  カナ漢字置換装置・JCN〈愛(ai)〉
 ・置換アルゴリズムの応用システム「TAO/TIME認証システム」
 ・TAO時計装置

◎〈出願特許〉
 ・「カナ漢字自動置換システム」
 ・「新・遺伝的アルゴリズムによる、漢字混じり文章生成装置」
 ・「アナログ計時とディジタル計時と絶対時間を同時共時に
   計測表示できるTAO時計装置」
 ・「音符システムを活用した、新・中間言語アルゴリズム」
 ・「時間軸をキーデータとする、システム辞書の生成方法」
 ・「利用履歴データをID化した、新・ファイル管理システム」等

◎〈取得特許〉
 「TAO時計装置」(米国特許)、
 「TAO・TIME認証システム」(国際特許) 等

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