ミターハーラ(मिताहार[mitāhāra])とは?
アーユルヴェーダのミターハーラ とは
自然の摂理に合った、その土地と気候、文化に即したものを、適切な時間に適切な量をいただくこと。
極端な食事法やダイエットに偏ることなく、今の自分に適したものは何か常に意識して、季節のものをバランス良く何でもおいしくいただけることが幸せです。
適切な時間(仕事時間の兼ね合いもあるでしょうからあくまで目安です)
朝食:6〜9時 軽い食事
昼食:11〜13時 1日のメインの食事、消化力のある時間帯
おやつ:15〜16時 フルーツ、菓子、ハーブティなど
夕食:18〜20時 軽い食事、就寝2時間前までに済ませます。
各時間の間は2時間以上開けます。
一旦胃袋を空にしてから次の食べ物を食べます。
(重ね食い、ダラダラ食べを避けます。)
アーユルヴェーダ(आयुर्वेद[āyurveda])では食事時間は20分位が良いと言われています。早過ぎず、遅過ぎずですね。
適切な量(自分のお腹に聞いてみましょう!)
消化される分だけ適量を食べます。
胃の中→ 固形物を1/2、液体物1/4、後の1/4は空けておくと
消化の火(アグニ(अग्नि[agni])が適切に燃やされて、未消化物(アーマ(आम)[āma])の発生を防いでくれます。
アーマとは、体内の毒素や不純物のことで、消化管や組織中に生じる消化不良、代謝の低下、排泄の低下などによって形成されます。これらの未消化物が体内に蓄積すると、身体や精神の不調を引き起こすと考えられています。
食事をする時の気分も大事!
食事を作る人が怒ってたり、悲しい気持ちでいたら、良い料理が作れないと言われています。
もちろん食べる側も怒ったり、泣きながら食べては体の栄養になりません。
食材の生産者、料理を調理する人、そして食べる人
すべてのひとが幸せな気持ちでいられることが大切ですね
おまけ
ヨーガ(योग[yoga])では
制限された(ミタ(मित[mita]))+ 食事(アーハーラ( आहार[āhāra]))節制された食事の意味になります。
10のヤマ(यम[yama])で様々なことを節制することで、ヨーガの成功に至ると言われています。(ざっくりですいません!詳しくはいずれまた)
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