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屋号の由来と、目指すこと

parkly coffee。私たちの屋号です。

どうしてこの名前をつけたのか、これからどこに向かうのか。そんな話をしたいと思います。

屋号の由来

park ( 公園 ) + ly ( のような ) + coffee
で、parkly coffee。

公園のような、自由で開放的な時間・空間を創る。そんな想いで、parkly coffeeという屋号をつけました。

公園は自由で、万人に開かれた場所です。

子供がボール遊びをするのもいい。サンドイッチやお酒を買って、ピクニックするのもいい。仕事の休憩時間に、うたた寝しに行くのもいい。誰が、誰と、どのようにその場でのひとときを過ごしていても、誰からも咎められるわけでもない、極めて自由で開放的な場所。(もちろん道徳的、常識的な範囲内での話です。)

私たちは、カフェや喫茶店には、そんな公園と同じ部分が多くあるのではないか、と思っています。

「カフェや喫茶店は、行く目的が限定されていないという自由さがある」という話を、前回お話ししました。勉強をするために行ってもいいし、友人や恋人とおしゃべりをするために行ってもいい。もちろん、コーヒーを飲むために行くのもいい。どのような目的であれ、歓迎される場所です。

その自由さが心地よくて、昔からしょっちゅうカフェや喫茶店へ通い詰めていました。自分自身、そんな時間を過ごすのが大好きだし、他のお客さんも、それぞれが満ち溢れた時間を過ごしている。それを見るだけでも、この空間は幸せに溢れているな〜と感じることができて、心が満たされる感覚を抱くことができます。

仕事のストレスや、周囲の目や評価、自分のキャリアや人生に対して、不安がまとまりついてしまう人も多い、現代。そんな中で、一時的にでも自由で、解放された公園にいるような時間・空間を作りたい。

そんな想いで、parkly coffeeという名前をつけました。

ミッションについて

コーヒーを通じて、心が満ちたひとときを創る。

私たちのミッション、すなわちparkly coffeeが存在する意義を、このように定義しています。

自由で、自分らしくいたい。

現代を生きる人間の普遍的欲求であり、私たちの誰しもが願うことではないでしょうか。自由でありのままの自分でいるためには、不安や心配から解き放たれ、心が満ちていると感じられる時間を相対的に増やすことが必要です。

不安や心配は、過去あるいは未来、すなわち「現在以外のコントロールできない範囲」を思い、憂うことによって生じます。「今、ここ」に心を向け、自分は満たされていると感じることが、自由でありのままの自分でいるための条件なのではないでしょうか。

私たちは、コーヒーには、いつでもどこでも気持ちをリセットし「今、ここ」に意識を向けることができるポテンシャルを秘めていると考えています。

例えばカフェや喫茶店で過ごすひととき。マスターとおしゃべりをしたり、読書をしたり、思い思いに時間を過ごしている時、そのひとときだけに意識が向き、自由で心が満ちた時間を過ごすことができますよね。

自宅でコーヒーを嗜む時間も同じです。今日はどのコーヒーを飲もうかな。どのドリッパーで淹れようかな。今日は、ちょっと濃いめに淹れてみようかな。そんな風に考えながら、意識を今の作業に向けて、一時的にオフに切り替え、リセットすることができる。それにより、忙しい中でも「自分らしさ」というものを保ち、自由な気持ちで生きることができる。

それが、コーヒーの大きな魅力だと思っています。

実際に私も、仕事中のスイッチをコーヒーを飲むことで切り替えています。

前職はオフィスの1つ上の階にスペシャルティコーヒーのお店が入っていたので、毎日昼食後に立ち寄り、コーヒーを飲みながらバリスタの方とおしゃべりしていました。そのひとときで、一瞬張り詰めていた気持ちがスッとオフになり、午後の仕事への活力になっていました。

今も在宅での仕事の日は、コーヒーをドリップするひとときは無心になることができ、切り替えのスイッチにしています。

コーヒーは、多くの人が毎日のように飲む、飲みもの。だからこそ、そのひとときがたった数分の短い時間でも、心が満ちていると感じられる時間になれば、人生において自由で幸せなを感じられる時間が、相対的に増えていくと思うのです。

大袈裟かもしれませんが、自分たちの体験も通じて、そう信じています。

だからこそ、「コーヒーを通じて、心が満ちたひとときを創る」というミッションの実現を目指し、parkly coffeeを運営していきます。

今後、やりたいこと

とは言ってもまだ何の実績もない、駆け出しの私たち。だからまずは、ひとりでも多くの人に私たちのコーヒーを飲んでいただき、美味しいと思ってもらえるように、真摯にコーヒーの味と向き合っていきたいと思います。

そしてそれがきっかけで、コーヒーをこれまでより少しでも意識的に楽しんでほしい。その結果として日々の生活を少しでも豊かに、「心が満ちたひととき」を感じてもらうことができれば、この上ない幸せです。

しかし、ECでの販売だけでは届けられる範囲、届けられる価値が限られています。目指したい世界観の実現には不十分です。

だからこの販売が軌道に乗ってきたあとは、さらに多くの方々に価値を届けるために、いろいろなことに自由な発想で取り組んでいきたいと思います。

例えばまずは、店舗を作ること。家でコーヒーを淹れる習慣がなくても、店舗があれば美味しいコーヒーを通して満ち溢れた時間を体験することができます。形態はキッチンカーにして、移動式にしてみるの良いよね、とかも思っています。

そして夜営業なんかもして、仕事終わりに立ち寄ことができる場所にもしたい。クラフトビールやワインも提供できたら、もう最高。

そのほかにも、家でコーヒーを淹れられるようにコーヒー器具の販売やレンタルもできたらいいなと思いますし、色々やりたいことはたくさんあります。

やりたいことが多すぎて、日々ワクワクが止まらないんですが、目の前のことを堅実に、一歩づつ。まずは、美味しいコーヒーを楽しんでもらえるよう、精進して参ります!

今回とて私たちparkly coffeeの話を長々としてしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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