日曜日の午後くらい
純喫茶。
純文学。
純という文字が入り、響きが加わるだけでなんだかいい。
ピュアな感じで。
純とは・・・まじりけがないこと。もっぱらなこと。
もっぱらって響きがなんかいいな。
もっぱら喫茶。
もっぱら文学。
まっしぐらって感じがするな。
周りの目なんて気にせず、没頭、没入。
ピュア喫茶。
ピュア文学。
これは胡散臭い。
自ら口に出す奴ほど信用ならない。
何でだろう。
まぁどうだっていい。そんなこと言ってる人は周りに居ないんだし。
困ることもないだろう、おそらく。
言われた時のために備えるだけ備えておこう。信用しちゃダメだ。
こんなこと考えるなんて日曜日の午後の成せる技だろう。
誰にも邪魔されない。脳内を垂れ流してみても、こんなものだ。
さあまた明日から平日が始まる。
純仕事、もっぱら仕事だ。
とりあえず僕は、純に生きて、もっぱら生きる。
これも口には出さないけど、心の中では思っておく。
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