【Smiles × parkERs】交流ワークショップで生まれた、新しいクリエイティブ
花や緑に触れることが、ふとした会話や発想につながった。そんな経験はありませんか?parkERsでは内装設計デザインだけでなく、社内研修や交流会、イベントなどで人気のワークショップの提案も行なっています。
今回のnoteでは、parkERsのクリエイターが実際に参加者として体験し「楽しかった!」「ブランドへの理解が深まった!」「クリエイティビティが刺激された!」との声が多かった、株式会社スマイルズとparkERsの交流ワークショップの様子をレポートします!
株式会社スマイルズ:
「世の中の体温をあげる」をテーマに、食べるスープのスープ専門店「Soup Stock Tokyo」、セレクトリサイクルショップ「PASS THE BATON」、ネクタイブランド「giraffe」、ファミリーレストラン「100本のスプーン」などの事業展開、コンサル・プロデュース事業を手がける。
Indoor Park “ONLINE”Talk ShowでCCO/取締役である野崎亙氏に登壇いただいたことをきっかけに生まれた「SmilesとparkERsで何かコラボレーション出来ないか?」というひとつのアイデア。他業界ではあるものの、感性が近いクリエイター同士の交流を通してニューノーマル時代の新しいクリエイションを生み出すきかけとなるように、まずはお酒飲みながらお話でも…から発展し、せっかく集まるなら、何かクリエイティブな体験を!ということで、花と緑を使ったワークショップ をご提案させていただきました。
こんなワークショップ
まず用意したのは、バラやテマリソウ、ヒペリカム、香りのよいミントやローズゼラニウムなどの花材。
そして、針金やヒモ、毛糸、風船、チョコ、マシュマロ…などなどの素材たち。
この素材を使用し、チーム対戦でワークショップ を進めていきます!
Smiles × parkERs 交流ワークショップ :
Smilesの各ブランド(Soup Stock Tokyo、PASS THE BATON、giraffe、100本のスプーン、刷毛じょうゆ 海苔弁山登り)5つのグループに分かれる。
該当ブランドをイメージした作品を花材や様々な素材を使って作り、写真に納めて完成!
まずはブランド理解から
グループになり、まず必要になるのはブランドへの理解。コンセプトやこだわりなどを共有し、その上で素材で何を表現するのか、話し合っていきます。
ブランドやクリエイティブに対するトークが盛り上がる、
PASS THE BATON チーム
花材を手に取りながら考えを巡らす
刷毛じょうゆ 海苔弁山登りチーム
制作タイムがスタート!
話し合いが終わり方向性が固まると、早速制作スタート!どの素材を使う・使わないは全くの自由。チームの個性が見え始めます。
花を生ける土台を選ぶ
Soup Stock Tokyo チーム
画用紙を切って何かを作り始める
giraffeチーム
花を生ける土台を使わず、リースを作り始める
PASS THE BATONチーム
写真撮影タイム!
ワークショップ のゴールは、作品を写真に収めること。ウッドチップの床や木のテーブルの質感、水のゆらめく池など、様々な素材感があるparkERsのオフィスで、どこでどうやって写真を撮るか?もポイントとなってきます。
写真撮影にこだわりを見せる
100本のスプーンチーム
カメラを全員で色んな角度から構える
Soup Stock Tokyo チーム
チームプレゼン: 刷毛じょうゆ 海苔弁山登りチーム
わずか1時間ほどの制作時間ででどのような作品ができたのでしょうか?
刷毛じょうゆ 海苔弁山登り ブランドコンセプト:
私たちは最高の素材との出会いで「海苔弁」を弁当界の主役にします。「冷たいけど温かい」、忘れ去られた作り手の温もり、そして想い。日本古来の弁当文化を思い出す。「海苔弁山登り」はそのような存在でありたい。(ブランドサイトより引用)
制作時間中、まったく手を動かさず語り合っていた刷毛じょうゆ 海苔弁山登りチーム。「私たちはパフォーマンスをやります。」といきなりのワークショップのゴール無視もご愛嬌。何が始まるのかは会場ワクワク。
おもむろに植物を手に取り、箸代わりにして刷毛じょうゆ 海苔弁山登りの海苔弁を食べる…。そして、ナレーション。
「花は箸だった。今の世の中は、不要な加工に溢れていやしないか。自然がいいといいながら私たちは色々なものに手を加えすぎていないか。」
「デザインは飾り立てることじゃないはず。本来のあるべき姿や自然であることの意味に自分の心の声にもっと耳を傾けてみてもいいのではないか。」
「決まった固定概念に縛られているところから花は私たちを素直にさせてくれる。やさしい気持ちにさせてくれる。」「前に食べたことあるお弁当でも気持ちが変われば味わいは変わる。」「わたしたちが届けたいのは花や自然があることによってわたしたちの気持ちが変わってこれまでのことに改めて価値を感じられるそんな生活の場面です。」
あえて何かを作らずそのまま生かすことで、素材を生かした海苔弁の温かみを表現。
チームプレゼン: Soup Stock Tokyoチーム
Soup Stock Tokyo ブランドコンセプト:
当時女性がひとりで気軽に入れるファストフードはどこにもありませんでした。安心、安全でおいしい食事がゆっくりと食べられて、働く女性が自分の「居場所」として共感できる場所が必要でした。カウンターでひとり、スープをすすっている女性が思い浮かんだことをきっかけにSoup Stock Tokyoはスタートしました。(ブランドサイトより引用)
一番早く方向性を固め、順調に制作を進めていた Soup Stock Tokyoチーム。parkERsのプランツコーディネーターも技術を惜しみなく発揮した作品がこちら。
スープを食べる食卓の様子を植物を使って表現。
プレゼンでは、働く女性のリアルを寸劇で表現!
作品制作、写真作成に留まらず、寸劇のプロットまで用意する様子は、さすが普段からプレゼンテーションに慣れているクリエイター。
チームプレゼン: PASS THE BATONチーム
PASS THE BATONブランドコンセプト:
高級品や低価格な品物だけを販売する従来のリサイクルショップではなく、
個人のセンスで見いだされた品物や、使っていた人物の人となりが伝わる品物を扱う新しいリサイクルショップです。(ブランドサイトより引用)
ボリュームとクオリティが制作段階でもずば抜けて目を引いていたPASS THE BATONチームの作品がこちら。
プレゼンテーションで、別々だったリースを土台のアレンジメントと合わせ…
次の人に渡していく。
ひとつのものが、他の価値と合わさりバトンを繋いでいく様子を表現。与えられた花材を余すことなく使い切る、というのもPASS THE BATONをイメージしたポイント。
ひとつのものが、他の価値と合わさりバトンを繋いでいく様子を表現。与えられた花材を余すことなく使い切る、というのもPASS THE BATONをイメージしたポイント。
チームプレゼン: giraffeチーム
giraffeブランドコンセプト:
社会に縛られるのではなく、自らの首をぎゅっと締め上げ、
キリンのように高い視点で遠くを見つめれば、夫々がそうすれば、
世の中も良くなるだろう。(ブランドサイトより引用)
どこのチームよりも様々な素材を使って、楽しくそして真剣に“モノづくり”をしていた印象のgiraffeチームの作品はこちら。
ネクタイとアレンジメントで交互に「1111」の文字を表現
女性から男性にネクタイを贈ったお返しに、
花のアレンジメントをお返しするストーリー。
声を合わせて「11月11日は、ネクタイの日!」
ほっこり心が温まるようなプレゼンテーションでした!
チームプレゼン: 100本のスプーンチーム
100本のスプーンブランドコンセプト:
子どもだって、グラスで乾杯したい。
ソファにどかっと座りたい。
お父さんだって、思わずココロを躍らせるような
大きなプレートで、あれもこれも食べたい。
そんな思いを叶えられるファミリーレストランです。(ブランドサイトより引用)
写真撮影にこだわりを見せた 100本のスプーンチームの作品はこちら。
大人と子供をイメージしたふたつのアレンジメント
プレゼンテーションでは、動画も作成。
道端の雑草に目をやる時のようなさりげない気づきを、
作品とオフィス空間を使って表現。
ワークショップ終了
全5チームのプレゼンテーションが終了。差し入れの海苔弁「海」をいただきながら、ワークショップを振り返ります。
鮭がこぼれ落ちそう!
SmilesもparkERsも、「スープ」や「植物」などの素材が目的ではなく、それを使うことで、「人がどうなるのか?どんな価値が生まれるのか?」を日々考えているチームということもあり、響き合って実りのある時間となりました。
ワークショップがあったことで、限られた時間の中で楽しくコミュニケーションを取りながら、お互いのクリエイティブやこだわりを知ることができる機会となり、実際に商品開発につながる可能性もみえました。何より、盛り上がりましたね!
交流をきっかけに、世の中にもっともっと面白いものを作っていくための何かにつながることを願っています!
※プレゼンの際は演出のためマスクを外していますが、今回のワークショップは、適切な感染防止策(手指の消毒、マスクの着用、室内の換気等)を実施のうえ開催いたしました。
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