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#05 会社員 さかなくん さんに聞いてみた

ぼくらが暮らす世界には様々なジャンルの、たくさんのアーティスト・クリエイターがいて、アートな視点で世界を眺めさえすれば、たくさんの <作品> に囲まれていることに気づけます。

朝起きて選ぶ服の柄、朝食の器、電車の中吊り、街中の看板、ビル、暇つぶしに読む雑誌、インスタグラム、デートの誘い文句。そのすべての源にはアートの泉が湧いていて、脈々とぼくらの暮らしを潤しています。寝る前に見る映画だって。

今回話を伺ったのは、パークギャラリーによく居る会社員でラッパーの『さかな』くんさんです(ぎょぎょぎょの方じゃないよ)。アートと無縁とも言える仕事で、出張など多忙な日々を過ごすさかなさんにとっての、暮らしを癒すアートとは。

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⦅ 暮らしTOアート #05 ⦆
会社員 さかなくん さんに聞いてみた


My Favorite

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作家名:山田将志さん
サイズ:P8号(450×320mm)原画
値段:2〜3万円だった気が
購入した場所:PARK GALLERY(東京都)

絵の色使いや空気が好きだったのもそうですが、前後の生活の風景やストーリーが感じられたし、それがとても愛おしい風景だったからです。あとやっぱり*真鶴っていうのは大きいですね。ぼくも好きな町なので。
お祭りのような雰囲気のシーンも特に良くて。メインのお神輿とか、祭の会場じゃなくて、それを静かに見守る酒屋の日常の1シーン、というのがいいじゃないですか。山田くんの絵の中にはお神輿をかつぐ絵もありましたけど、こっちを選びました。ー さかな
* 山田さんが移住した神奈川ののどかな港町。

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Point
ふだん座っている位置からみて
部屋の照明が反射しない角度に

直置き、立て掛けています。原画は直射日光に当あてないほうがいいと聞いていたので、物理的な理由でリビングにある本棚の上です。テレビのちかくなので、いつも視界のなかにある場所です。なるべくいつも見えるところに飾っておきたい、と思ったのも理由の1つですね。ー さかな

パーク加藤:ぼくも壁に穴をあけられないところに住んでるので、直置きしてる作品結構あります。雑に思われるかもだけど、意外といいんだよね、直置き、立てかけ。さりげなく視界に入ってグッとくる。

ちなみに作品はよく買うの?

いや、これが人生ではじめて買った作品です。会社勤めだし、パークを知るまではギャラリーに行ったこともなければまわりに絵を描いてる知り合いもいませんでしたし。アートに触れる人生だとは思ってなかったので。「絵を買う」っていう発想自体がなかったんですよね。
なので、いまはもう気に入った作品があれば買いたいって思えるけど、数年前までは想像もしてなかったですね、本当に。ー さかな

パークかとう:数ある作品の中で山田くんの絵を選んだ理由は?

応援したい作家さんかどうか(人間的に好きか)が基準に少しあったくらいで、あとは直感ですね。ー さかな


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Message
暮らしにアートがあるのはどうですか?

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たとえば 本 や CD のように中古品として簡単に売り買いできるものではなく、ずっと宝物のように大事に持っていたいものがあるというのは生活にハリがでて良いです。ー さかな

パークいのうえ:普段から意識的に目につく範囲に飾る工夫がされていたりと、<ずっと大事に持っていたいもの>という気持ちに、刺激を受けました。

パークかとう:コレクターに買ってもらうのももちろん大事なんだけれど、普段アートに触れる機会がないひとに気軽にアートに触れて欲しいと思っているギャラリーなので、さかなくんみたいな人に買ってもらえるのはとてもうれしいし、そういうのでめちゃめちゃ励みになる作家はたくさんいると思う!

この度はご協力ありがとうございました。

※ 新型コロナウイルスの感染防止のため、オンラインにて取材をさせていただきました。

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さかな
会社員と fast food foundation でMCを担当。
https://twitter.com/i_dub_i
https://twitter.com/fastfoodfanclub


暮らしTOアートでは、ご自身の部屋やお店のアート作品について、いろいろとお話を聞かせてくれる人を募集しています。ご自身がアートだと思ったら、それは立派なアートなのです。暮らしとアートをつないで共有して、みんなで楽しんでいけたらうれしいです。

問い合わせはこちら 📮 info@park-tokyo.com(担当:いのうえ)

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