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エキシビジョンレポート / 千葉正也さん個展 @東京オペラシティアートギャラリー

パークが休みの火曜日。
美術手帖の記事で気になっていた、アーティストの千葉正也さんの個展に行ってきた。大きな空間でなにか作品をゆっくり鑑賞したい気分だったので、東京オペラシティのアートギャラリーは、空間的にもばっちし気分。京王新線だと直結で建物に向かうことができるのでとても助かる。いざ。

先週末から始まったばかりのこの展示、約2ヶ月間の開催期間。平日はやはり空いているようでよかった。

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広い室内に入っていくと、大きな絵画作品がランダムに並べてある。よくある壁掛けではなく、無駄のない設置方法で攻められた展示方法。そして不思議な箱の長い道が続いている。なんだなんだとよくよく調べてみると亀が歩き回る道らしい(発見できなかったのが悔しい)。

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次に驚いたのは、「温かいギャラリースタッフ」シリーズ。

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ギャラリー内で会場を見守るスタッフさんたちが電気毛布の上に描かれている。

警備員さんのリンク感は、すごくおもしろかった。

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(ちょこちょこ現れる貴花田の色紙はなんだい!)

逐一、驚きが訪れるこの展示には完全に作家のテンションに持って行かれている気分。ユーモアと遊び心が溢れている。最高ー。


絵画にも圧倒される。世界観がはんぱない。

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今回の展示のテーマは、<絵画の生態系>ということ。
からはじまり、そこにいる人間、不思議と置かれている野菜植物。ただの作品展ではないのだ。

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いろんな感情を掻き立てられた、約30分間。表現の無限さを、視野の広さを痛快した展示会でした。うんー、ぜひ行ってみてほしい(無理ない範囲で)。現代アートはいいよなあ。

期間は、3月21日までの開催。来場にはネット予約も可能みたいなので、週末で予定するなら予約がいいかもですね。

by パークギャラリー・いのうえあかね

期間:2021.01.16(土)-03.21(日)
時間:11:00~19:00(入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(ただし、祝日の場合は翌火曜日)、2.14(日)
入場料:一般 1,200円 / 大学・高校生 800円 / 中学生以下無料
会場 :東京オペラシティ アートギャラリー



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