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yomikake 個展 『よみかけの絵』 INTERVIEW by PARK GALLERY

パークギャラリーで 10月6日(水)から10月17日(日)まで、初の個展『よみかけの絵』を開催している、イラストレーターで絵描きの yomikake(よみかけ)さんへのインタビューです。会場に来る前はもちろん、来た後にも楽しめますが、コロナ禍で来店を遠慮いただいてる方や、遠方の方もぜひ yomikake の正体に迫るインタビューをオンラインでお楽しみください。ここで感じた質問や意見、そのほか本人に伝えたい感想などには、会期中は本人が返しますので。気軽に DM やコメントください。

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—— まずは簡単に自己紹介をお願いします。

yomikake(よみかけ)です。アクリル絵の具や油絵の具で自分の架空のキャラクターや、気になるもの、見てみたいものを描いたり、日常の出来事を漫画にしています!


—— 絵を描き始めたきっかけを教えてください。

物心ついた頃から外で遊ぶより家でいつも絵を描いていました。描いた絵を姉が採点してくれていました。「まじっく!」という女の子が、変身して悪と戦う漫画は小学生から中学生まで描き続けていました。


—— 初期の絵も見てみたいです!

これは美術大学在学中の頃の作品です。

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—— 油絵にチャレンジした理由は?

ずっと昔からやってみたいと思っていたのですが、普段使っていたアクリル絵の具もまだ上手く扱えないのに、手を出すのは良くないかなと思っていました。でもチャレンジするなら個展を控えた今しかないと勇気を出して始めてみたら、意外と自分には合っている気がして、楽しく描けています!


—— 油絵で苦労した点はどこですか?

とにかく絵の具の乾燥が遅いところです。気温が高い方が早く乾くので、夏の間は冷房を入れずに描いていました。(真似しないでください!)
搬入時も絵が完全に乾いているわけではなかったので、梱包に苦労しました。絵の表面にはクッキングシートを当てて優しく包んでなんとか事なきを得ました。また、初めて扱う画材だったのでインターネットや本で色々調べながら色々揃えて毎日試行錯誤していました。新しいことを勉強するのが新鮮で楽しかったですし、画材を変えたことで今までと違う絵を描くことにチャレンジ出来たと思うので、苦労もしましたが本当に楽しかったです。

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—— パークのオンラインマガジンで漫画を連載してみてどうでしたか?

とても楽しかったです。毎日漫画のネタを探しながら過ごしていました。振り返ってみると、コロナ禍でほとんど家にいましたが、意外と色んな事が起きていたなと思いました。

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—— 作風に影響するようなヒト、モノはなんですか?

昔からさくらももこさんが好きです。まる子が「トホホ⋯」な感じが好きです。イラストレーターの本秀康さんの緻密に描かれている独特な絵画の世界観や、100%ORANGE さんの作品やシュールな漫画も大好きです。かわいいけれどそれだけじゃないなと感じるものが好きで、刺激を受けています。

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—— 今回の個展の内容を聞かせてください。

ここ3年間くらいに描いた絵を集めました。今年描いた油絵が中心です。自分の見てみたいなぁと思った架空のキャラクターや情景を描きました。部屋に飾って、どなたかの生活が少しでも華やかになればいいなと思いながら描いた絵たちです。

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yomikake
多摩美術大学 情報デザイン学科 情報芸術コース卒業。
イラストレーション青山塾 ドローイング科修了。
Web、フライヤー、グッズなどのイラストを制作しています。
日々の出来事、こころを動かすもの・ことを描きます。
http://yomikake.com
https://www.instagram.com/yomikakenoe

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