![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/134402848/rectangle_large_type_2_fa6fd43615a15ceec7c4f1a172751d39.jpeg?width=800)
Favorite method #01 | Fire King のリブドマグ | TAKAHASHI AYAKA
はじめまして
イラストレーターの TAKAHASHI AYAKA です。
とつぜんですが
珈琲を飲むマグカップは決めていますか?
それは一生もののカップですか?
乳白色のガラスのマグカップを想像してみてください。
ホットやアイスも入れることができ、乳白色の本体からじんわり中の飲み物が透けて見えます。
こういったガラス製のものをミルクガラスと呼びます。
このミルクガラス達に魅了され、私は作品によく登場させます。
今回自分が一番使っている Fire King(ファイヤーキング)のリブドマグを描きました。
![](https://assets.st-note.com/img/1710816516957-06fvT9mS3Y.jpg?width=800)
重ねて収納することができ下にあばら骨のようなデザイン
![](https://assets.st-note.com/img/1710816863607-FCDs0gfeXl.png?width=800)
アメリカ発のファイヤーキングはアンカーホッキング社の耐熱ガラスのブランド名です。 ファイヤーキングのミルクガラスは今では生産が終了しており、1940年〜80年代の見分け方はバックスタンプを見るとわかります。 これは60年代〜76年頃のバックスタンプです。
当時大量生産されていたファイヤーキングをはじめ、ミルクガラスの製品はその年代の映画のセットなどで登場してきます。出没ポイントは主にキッチンやダイナーなどでのシーン。
当時を思いながら艶やかなフチに口をつけると、
それはアメリカ映画のよう...
マグの取手を掴めば、ロマンに浸り、 ふくよかな瞬間を指先で感じさせてくれます。
そんな瞬間を毎日くれる丈夫で美しい一生もののマグです。
そしてファイヤーキングは世界中にコレクターがいます。新しく作られることはないので現存しているものが巡り巡って今手元にあるという奇跡でもあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1710816890614-Qi6EsWqfuX.png?width=800)
せっかくの連載の機会をいただいたので、次回も続いて私物のファイヤーキングを描いてみます。 珈琲でも飲みながら、読んでみてください。
TAKAHASHI AYAKA
三重県菰野町出身、都内在住のイラストレーター。
皿や小物をよく描きます。アクリル、油、色鉛筆、パステル、デジタル、画材は幅広く使って制作します。古いものが好きです。
https://revarevier.com
https://www.instagram.com/revarevier
🙋♂️ 記事がおもしろかったらぜひサポート機能を。お気に入りの雑誌や漫画を買う感覚で、100円から作者へ寄付することができます 💁♀️