人は皆、自分の知らない顔を持っている映画『二重生活』の紐解く感情の世界
bonjour!
みなさんこんにちは!pariskeitoです!
久しぶりにnetflixで日本の映画を観て、人間という色んな煩わしい感情を持つ現実の世界を改めて感じました。
みなさんは自分が知ってる顔が全て本物だと思っていますか?
私は一時期、会う度に雰囲気が違っていつも別人のように感じると言われたことがあります。そのときに自分はカメレオンなのかもしれないと思いました。(笑)そんなに色んな顔を持っているのかと。(笑)
自分の深い部分を知ること
私がずっとずっと長い間求めてきたものは自分の深い部分についての理解でした。
本当に自分がなりたいものは何か、どうしたいのか。何でも起こること全て、行動すること全てに意味をつけずにはいられない考え方なのがきっと自分の本質的な部分だと思っています。
この映画の主演を演じる珠役演じる門脇麦さんの考えていることがすごく昔の自分に近くて、おもしろかったです。
深いところまでいくと空っぽでもやもやするということ。
きっと日本人の性格的に奥ゆかしさみたいなものを人間に対して求める性質があり、薄っぺらいものや人が嫌いなんですよね。だからその自分の薄っぺらさを何とかしたいけどうまくいかない自分に対してわからなくなり、辛くなり、答えが出ずに生き続ける。そんな感情すごく共感しました。
今だってまだまだ奥ゆかしさみたいなものが足りてない人間だと思うことは多々あります。
ですがそれに必要なものって時間や経験なのだと今になって思うのです。
若いって若いだけで素晴らしいとその頃には皆気付かないらしく、その時間を無駄にしてしまう。深いところが何かを探しをしていても大切なものは見つからない。
少なくとも私はそうだったのです。
深いところとは一体何なのか?
この映画を観て、また人間という生き物にとって大切なものを何かということを知れた気がします。
深いところが空っぽな人間というのは何が空っぽなのかというと結局は『愛』なのだと感じます。
深いところまでしっかりと愛が浸透している人はもやもやすることなんてないと今なら言い切れます。人は生きていく上にお金以上に必要なもの、それは紛れもなく愛だと思うのです。
愛が心の奥底まで浸透している人は、温かく幸せで気持ちのいい人生を送ることができます。それほどまでに心からの愛があることが人にとってどんなに大切か。
これは深いところが空っぽだった人がその愛を手に入れるまでは決して気付けない感情のような気がします。芯まで感じられる愛情に人生のうちに何度出会えるのかすら確率的に低い気もしますが、愛って改めて生きる上でも誰かとお付き合いする上でも非常に大切な部分だと思っています。
そんなことを感じた映画でハッピーエンドではなかったし、人は皆嘘をついて生きているみたいな終わり方でしたが100%円満で幸せな愛も必ずあると思っています。
気になった方は是非観てみてください。少しくらい映画でしたが、胸の奥に刺さることがいくつもありました。
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