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彼にとって清水寺は私が泣いていた場所

Bonjour!

みなさんこんにちは!pariskeitoです!

最近『wasabi』という映画を彼と観ていました。ジャン・レノと広末涼子が主演のフランスでは2001年、日本では2002年に公開された映画です。

日本語とフランス語が混ざっていて、まだ22歳の広末涼子がただただ可愛い映画です。広末涼子が話すフランス語もめちゃ可愛い。。。

パリと日本が舞台なんですが、京都に行くシーンで清水寺が映るシーンがありました。私はこれなんていう寺だったけ?名前忘れたと言ってたら彼が

『ここ一緒に行ったよね。ほら!keitoが泣いてた場所だよ!』

って言われて(笑)よく覚えてるなあと恥ずかしくなりました。

初めてのバカンスでまさか清水寺で泣くはめになるとは思っていなかったですが、初めてのバカンスのとき私は仕事しながらバカンスをしていました。

でもせっかくのバカンスなのにずっと携帯をみて、私はハラハラ。デザイナーからはちゃんと仕事して、やる気ないの?と連絡が来る。

彼からは何でバカンス中なのに仕事してるの?おかしいでしょ。訴えよう。と言われる。

もう両方から真反対のことを言われるから私のストレスとメンタル状態は限界に。それがたまたま清水寺だったという話なのですがある意味私も彼も忘れられない思い出なのかもしれない。

もう嫌になってきて泣いてた。

デザイナーに対してはバカンスくれよって思ったし、彼に対しては私の苦労を知らないくせにと思ったし(笑)みんな言いたいこと言いやがってこんちくしょー!!!って思ってた。

でも初めてのバカンスでこんな私を見せてしまって申し訳ないと思ったのと、もう二度とこんなバカンスにしたくない。彼に嫌な思いをさせたくないと思ったことが大きかった。

バカンス中に仕事してるフランス人なんていないだろう。。。おそらく。

今は理解してくれてバカンス中でもちょっと仕事するって伝えることによってお互い楽になった。

色々あったけど今は気兼ねなくバカンスに行けるようになったし、お互いの仕事を理解して過ごすことってすごく大切だと改めて感じるようになった。

でもこの清水寺という場所は思い出すと今でも鮮明にあのときの辛かった感情が蘇って、なんだか今でも泣きそうになる。本当に嫌だったなあ。あのときの状況が(笑)絶対に戻りたくない(笑)

私が泣いていた場所という思い出になってしまった清水寺だけど、あれからもう2年だ。今、同じことを言われたら私はきっと仕事辞めてるだろうなと思う。(笑)

でもそんな過去があるから今がある。

あのとき沢山泣いたことも悔しかったことも伝えらなかったことも乗り越えて今があると思ったらなんだかエモいなあって。

だから今、泣いてる人がいたら大丈夫、走れ!って言いたい。

ではbonne journée!!!

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