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南仏からのかえりみち。

夕暮れ時、陽が落ちていくのを感じながら電車でパリに向かっている。
青空から、赤空になり次期に漆黒な景色がやってくる。

パリまでの3時間、自分だけの時間が待っている。

本を読んだり、Noteを書いたり(下書きばかり増えるが)、音楽聴いたり、勉強したり、仕事したり、YouTube見たり。

いづれにせよ、1週間を振り返り自分の今の状態を確認する事ができる。
これはなかなか大事な事だ。

僕は今、パリと南仏の2重生活を送っている。
家庭の問題であり、自分で選んだ事なので別にいいのだが。というかなかなか楽しいなと思っている。
しかし、あまりに違う生活をしているのでしっかり自分を確認しておかないと後々大変な事になるかなとも感じている。体も精神的にも。

そう言った意味で、この電車の時間は大切で僕の楽しみにもなっている。

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そういえば、フランス人の同僚がこんな事を言っていた。

『いろんな事が起きて思うようにいかないし、問題もたくさんあるけど、|ポジティブでいくんだ。そうじゃないと成長できなし進むこともできないから。』
その通りだなと思った。 

日々、思ったようにはいかない。問題は日々起こる。そしてフランスは日本をはるかに超える不測の事態が起こる。。
そして、そんな時フランス人(フランスに住んでいる日本人も)はこう言う。
『C'est la vie.』 『C'est la France.』
「人生なんてこんなものさ」「これがフランスさ」
諦めに似た様なニュアンス。フランス人からしたら、そんな事は気にせず楽しく行こう。みたいなある意味ポジティブ寄りの考えらしいのだが。。

ちなみに僕はこの言葉がずっと大嫌いだった。
なので、フランス人の彼が言った言葉にをうれしく思った。

自分で道を切り開くか、流れに乗って楽しくいくか。
どちらが良い悪いではない。
考え方の違いだけ。


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