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ネガティブなことが起こった時は、新しい扉が開かれるサインだよ

本当は、今日はちがうnoteをお送りしようと思っていたのですが、あまりにもショックで立ち直れないので、気持ちを吐き出させてください。

ずーっと、お世話になっていた先生の診察が、今までのように定期的には受けられなくなりました。理由は、病院の方針が変わったためとでも言いましょうか。

もう予約できないよ、と言われたわけではないのだけれど、悲しい。さみしい。

必死に笑顔を見せたけれど、突き放された感覚だよ。

だけど、本当は今日、待合室で「もうここも卒業かな、少し予約の数を減らそう」と思っていたのですよね。

こういう予感って当たるというか、いや、考えたことは現実になるとでもいうのか。。こわいね。

昔、民間のカウンセリングを受けていた時も、カウンセラーさんにやんわりと次回の予約を断られたことがあって。事情は頭ではわかったのだけど、ものすごーく凹んだね。

だけど、今思えば、もうその頃にはだいぶ立ち直っていて、だけど、1人じゃ不安だから、とりあえず予約をとり続けていて。

無理やり、話すことを捻り出すような感じになっていたんだよ。

依存しても、依存されてもいけない。人間には、適切な距離感や、タイミングというものがある。

わかるけれど、もう少し、つながっていたかったな。

いい先生ほど、人気だから予約が取れないんだよね。。。

後悔があるとすれば、今までどれだけ精神面で支えられて、どれだけ元気になったのか、お礼の気持ちを伝えられなかったこと。

その場では、「いえいえ、わたしなんて、予約でいっぱいなのに、受けてもらっているだけでありがたいので。はい、はい、ありがとうございました」というのが精一杯で。

自分と合う人とやっと出会えた!と思っても、先生も同僚も先輩も美容師さんも。。環境って、ずっと同じではいてくれないんだよね。

悲しいけど、次のステージの扉が開いたんだな〜〜



ねぇ、先生。

先生と初めて会った時のわたしは、もう不安神経症というか、だいぶおかしかったと思う。

夜も眠れず、かといって、睡眠導入剤(および全ての薬)を飲むのも怖く、(昔副作用に苦しんだ過去がある)「もしこうなったらどうしよう」と、先の不安ばかり考えていた。

なぜこんな身体反応が出るのか?

常識的な医療では理解できないことを話すわたしの話を、パソコンを見ず、わたしの目を見ながらこちらに体を向けて、真剣に話を聴いてくれて。

「こんな先生いるんだ!」と衝撃的だった。わたしの話を信じてくれる人がいる!!!
それだけで、涙が出てきた。救われた。

どれだけ辛いことがあっても、誰にもわかってもらえなくても、夜中にストレスで全身にじんましんが出て、救急外来に運ばれても。

来月先生に話せる、薬も、負担のないものを考えてもらえるから大丈夫。と思えて今まで生きてきたよ。

そんなわたしが、今は、人のお話を聴いているよ。わたしは医者ではないから、医療はできない。緊急の命を救うこともできない。薬も出せない。

だけど・・・・・

先生が「本当はもっと時間をとって、話を聴いたりしたいのにごめんね」と言っていたことをわたしはできるよ。

先生が今できないこと、あの時先生がしてくれたこと、あの時のわたしが死ぬほど求めていたことを、わたしがするよ。

オンラインでお悩み相談しているなんて言ったら、どんな顔するかな??心配するかな〜〜、驚くかな〜〜




今、自分の中でもうひとつ驚いているのは、経営するためには単価をあげなくては続けられない、それは、病院であろうとそうなんだ。と、冷静にわかるということ。

きっと、数年前のわたしなら、気が付かなかった。今自分でやってみて初めてわかった。1日に受けられる人、時間は限られている。

おひとりに時間をかけるからこそ、おひとりの金銭負担は上がってしまう。

これでいいんだろうか。。とまだ悶々としている。本当に困っている人はそんなにお金を出せないんじゃないか、生活するためだけで精一杯なのではないか。

でも、わたしがまず生活が安定して、穏やかな精神状態でないと、話を聴き続けることができないから。

あらためて、ネガティブなことが起こった時は、その時だけで「よかった・悪かった」の判断はできないんだな、と痛感する。

たぶん、もうあなたは大丈夫、次のステージに行け!、と目に見えない何かに言われているんだ。

きっと、いいタイミングで卒業できたんだと思う。

それでも、やっぱり。。

わたしだって話を聴いてほしいよ。そういう場所が、人がほしいよ。

今だけは、泣かせてね。

今、これを夜のチェーンカフェで鼻水垂らしながら書いているよ。ポエミー全開だよ。

どうしてくれるの。先生、ありがとう。ありがとう。

次は、わたしが愛を渡す番だ。





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