ただの映画じゃない「ブラッククランズマン」
「ブラッククランズマン」という映画を観ました。
胸の奥の方がえぐられる映画でした。
決して怖いわけじゃない。でも、どこか無関心でいようとした現実の問題をありありと見せつけられた。そんな印象です。
物語の舞台は、1970年代のアメリカ。
コロラド州警察署で初めて黒人警官となったロン(右側)は白人至上主義団体「KKK」に潜入することを思いつく。ただ黒人のロンは潜入できない。そこで白人の警察官フリップ(左側)が直接会いに行き、ロンは電話で情報収集することになる。
実話に基づくストーリーですが、全編を通してコミカルに描かれており、基本は楽しく観ることができます。派手なアクションなどはないものの、潜入捜査のスリル感を体感できるので程度な緊張感を持って観れます。
ただ、普通の良い作品で終わらないのが本作。
最後の5分間である事実に気づかされます。
「そうか、これは現実の物語なんだ…」
映画という一つの作品ではない、現代まで続くドキュメンタリーなんだと気づかされます。
ぜひ本編を観てもらいたい。
最後まで観た方は、何か感じるものがあると思います。
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