見出し画像

ドラッカー5つの質問③「顧客にとっての価値は何か」

もしも好きな人がいたとして、その人と付き合いたいと思ったら、その人にどんな価値を提供できるのかを考えないといけません。

企業もそれと同じようなことを考えないといけません。「付き合いたいという使命」を達成するために、「好きな人という顧客」に対して、「どんな価値を与えられるか」を考えていかないといけないのです。恋愛とビジネスは似ているので、「仕事できる人はモテる理論」は正しいのです。(私はどっちも苦手)

今回のnoteでは「顧客にとっての価値」について考えていこうと思います。

1.われわれの使命(事業)は何か
2.われわれの顧客は誰か
3.顧客にとっての価値は何か
4.われわれの成果は何か
5.われわれの計画は何か


早速ですが、こちらの図をご覧ください。

画像1

「使命」と「顧客」と「価値」の関係性をシンプルにまとめるとこうなります。

つまり、使命(組織が成し遂げたいこと)を考え、顧客(ターゲットとする相手)を絞り込み、価値(顧客に対してどんな価値を提供するのか)を考える。

恋愛で言えばこうなりますね。

画像2

使命(付き合いたい)を達成するために、顧客(好きな人)に価値(楽しい時間)を提供する。


うまくいく事業はこの関係性が正しく成立しています。


◆例1:高齢者向けの食材配送サービス

とある弁当屋は高齢者向けに「出来上がった弁当」ではなく、「もう一手間で作れる材料」を提供することで業績を伸ばしました。「高齢者に料理を作る体験という価値」を提供しました。

画像3


◆例2:美容院向けの髪染め

ある美容メーカーは「6色を混ぜて使える髪染め液」を販売することで売り上げを伸ばしました。美容師に「技術をアピールする価値」を提供しました。

画像4


恋愛もビジネスも「顧客にとっての価値」を考えなくてはなりません。もし叶えたい使命があるなら、顧客のことを思い、どんな価値を提供できるのかを考えていかないといけません。

私もまだまだ若輩者なので、使命を持った時にはこの関係性を意識していこうと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

サポート頂いた方にはコメントを返させていただきます。サポート頂けますと幸いです✌️