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マインドマップを使って考える

マインドマップとは、トニー・ブザンが提唱した思考法の1つです。

人間の頭は一つの物事に集中して考えることは得意ですが、全体を俯瞰して考えることは苦手です。マインドマップはそんな一方通行になりがちな思考を体系化して、多角的な視点で考えることに役立ちます。

実際に作ってみました。

このnoteでは、マインドマップの作り方とその効果について、私の体験を交えてまとめてみようと思います。


①テーマ設定

マインドマップに決まったテーマはありません。
自己紹介、趣味・好きなこと、自分の目標、なんでもOKです。
深掘りしたいことをテーマにします。

私は「自分の幸せ」をテーマにしました。
幸せを扱ったのは自分の幸せって自分が思っているよりわかっていないよねと思うからです。詳細は以下に書いてます。


テーマを決めればそれをマインドマップの中心に据えます。

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②テーマからの枝分かれ

自分が設定したテーマから、思いつくものを枝分かれさせて書き出していきます。
まるで本の章立てを作成するように、大きな概念で関連するものを書き出していきます。

私のテーマ「幸せ」の場合は6章立てています。
⒈体験 ⒉絵 ⒊読書 ⒋仕事 ⒌人間関係 ⒍健康

これもある程度浮かんだと思ったら次のステップへ進んでいいと思います。
実際私も書いている途中に「あれもあるな」と思って継ぎ足していました。

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③枝の深掘り

②で章立てたテーマについてどんどん深く考えていきます。
例えば体験から連想される「海外旅行」「ひとり旅」「サービス」などですかね。

ここは深く考えれば考えるほど色々出てきます。
もし浮かばなければ、5W1Hで考えてみましょう。
やってみると楽しいです。楽しんで書いていきましょう!

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④キーワードを見つける

最後に自分の書いた言葉を見つめてキーワードを拾っていきます。
それが自分のテーマにとって重要な言葉となります。

私の場合、「幸せ」を6つのカテゴリーに分けて考えてみましたが、そこにはある共通点が隠れていることがわかりました。

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⑤キーワードの深掘りと発見

自分が何気なく書いたことがキーワードとして浮かび上がってきました。
ここには潜在的な理由があります。それを考えていきます。

私のオススメとしては、自分のマインドマップを客観的に見つめてみることです。
こういうマインドマップを書いた人はどういう思考の持ち主なのだろうかと、あくまで第三者の立場で他人の心を分析するイメージですね。

・気づき⑴ 新しいこと

幸福の大きな部分を占めるのは、新しいことに触れている時です。
知らない国や知らない文化を体験すること、知らない知識や素晴らしい思考、新事業やまだやったことのない仕事、家族よりも、新しいことができる友人や恋人なんて具合ですね。私の幸せにとっては、欠かすことのできないものですね。

・気づき⑵ 人との繋がり
人との繋がりは自分の経験を共有するためのものです。
自分が幸せに感じたことを人に話すことでより一層幸福を感じれる訳です。
ずっと一人で生きていけるような人間になりたいと思っていましたが、孤独では生きていけないようです。私にとって孤独は幸せではないようです。

・気づき⑶ 成長・思考
私にとっての成長の概念は思考に極めて近いものだそうです。
物事を深く考えられることが即ち自分の成長だと捉えているようです。

・気づき⑷ 自由
私にとっての自由はそれほど優先順位が高くないようです。
これは意外でした。幸せのマインドマップを書いていて自由という言葉が思った以上に出なかったんから。


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マインドマップは小さな視点で考えがちな人間の頭を大きな視点に変えるきっかけになります。もし考えに行き詰まってしまった時は一度立ち止まって、マインドマップを書いてみる。そして自分の思考を振り返ってみるのがいいかもしれません。

案外、目の前の壁は乗り越えなくてもいい壁かもしれませんね。

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