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全員が持つべきリーダーシップ

リーダーは一人いればいい。まとめる人は複数人いらない。というのは誤解です。

実は、全員がリーダーになる方が良いんです。


◆リーダーに関する誤解

そもそもリーダーとは、チームの使命を達成するために必要なことをやる人です。

自分の意見より、ずっと若いメンバーの意見が正しい場合、自分の意見に固執せずにその若者の意見を採用するのがリーダーです。「そんな若造の意見を採用するなんて」と不満を持つメンバーを納得させ、チームをまとめていくのがリーダーシップです。

だから、全メンバーがリーダーとしての自覚を持つべきです。その想いを持って活動するチームは「一人がリーダー、その他はフォロワー」と考えるチームより高い成果を出すことができます。

例えば、サッカーは一人一人のリーダーシップが求められる競技です。各ポジションごとに求められる資質があります。フォワードは点を取り、ディフェンダーは点を防ぐ、キーパーはゴールを守る。「勝利」という成果のためなら、ポジンションの垣根を超えた活躍が必要です。時にはフォワードがディフェンスに戻り、逆にディフェンダーが攻撃に参加するなどです。サッカーという競技においても「一人がリーダー、他は指示を待つだけ」というチームでは勝つことは難しいでしょう。

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◆フォロワーは必要ない

日本では、リーダーとフォロワーという考え方があり、フォロワーも一定数必要だと思われがちです。しかし、ただのフォロワーは成果のためには必要ありません。リーダーに忠実なフォロワーは、何か問題が起こるたびにリーダーに判断を仰ぎにやってきます。いわゆる指示待ち人間です。

一人のリーダーに対してみんなが寄ってたかって質問してばかりでは、リーダーは彼らの対応に追われてしまい多大な時間を費やす必要があるでしょう。

求められているのは、自分で決め、その結果に伴うリスクを引き受け、その決断の理由を説明することであって、上司の指示を全て聞き入れることではありません。


◆リーダーに選ばれる人

目的が企業の成果を出すことである場合、選ばれるリーダーは成果のために考えて行動できる人間です。良い人間、一生懸命な人間、一緒にいて楽しい人間、完璧に処理できる人間などとは全く違います。

判断力、決断力について信頼することができ、いうべき事を言うのに躊躇せず、やるべき事はリスクを取っても実行する人間が選ばれます。

成果のために考えて行動できる人間は強いです。


◆リーダーシップを磨くには

日常に潜む問題を発見して、それを解決するためにどう振る舞うべきか考えて行動する。そして成功を収める。この小さな成功の繰り返しが人をリーダーシップある人間に育てます。

だから、特別なことなんていりません。

気づき、考えて、行動する。


◆リーダーシップは人生をコントロールする力

リーダーシップは、仕事のためだけでなく、日常に潜む問題を解決する力でもあります。すなわち、リーダーシップを磨くことで自分の思い描く世界を構築することもできます。

人が作ったプランでなく、自分で作ったプランで行動できるようになるんです。

だからリーダーシップを磨きましょう。周りで気になることがあればそれはあなたのリーダーシップを鍛えるチャンスかもしれません。


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