死ぬまでに、一言でも多くあなたと話したい

あなたをみていると去年の私を見てるみたいだから心が痛む。きっとあなたは強いから私みたいではないんだろうけど。去年の私はというとストレスと忙しさの狭間で体重がいっきに落ちて、仕事意外のことは何も手のつけようがないぐらい疲弊していた。今思えば、そんなに大変だったかな?と思ってしまうけど、やっぱり死ぬほど大変だった。人生で一番大変でしんどかった。もちろん誰にもLINEなんて返せなかった。体重が減ってお腹も空かないで、涙が止まらなくなることなんて死ぬまでに数えるほどでもないでしょう。

これは完全に私のエゴで、某映画では24時間以内に返事が返ってこないなんてありえないよ、と言うセリフも私は好きだけど。それ以上の好きと好きであって欲しいという気持ちはこの言葉を裏切る。

でももっとあなたの言葉を聞きたい。あなたと話したい。あなたのその頑固で染み渡った思考を私にも少し分けて欲しい。どうしてそんなに情に暑くて、燃え滾るような野心があるのか教えて欲しい。そして、あなたが見てきたこととか感動してきたこととか思考回路とか目にうつったものとかほんの少しのエキスを感じながら生きていきたい。すべてを分かり合えなくてもいいから、円と円が重なるところをたくさん共有して生きていきたい。死ぬまでにあと何回会えるかな?死ぬまでにあとどれだけ言葉を交わすことができるのかな。

いつも一方的でごめんなさい。私の思いの行き場がない。いつもしなければよかった、送らなければよかった、言わなければよかった、そんな後悔なんてしたくない。でも目先のことを考えるとよくないことはわかり切っていて。頭じゃとめられない感覚がLINEをうつ指を動かす。

明日になったら何かが変わるかな?そう思ってもう何日たったんだろう。期待するのはダメだって自分が今までの経験で一番わかっているのに、どうしても期待をしてしまって、それで自分が一番傷ついている。私がやりたいからやっているんだよ、にも限界はくる。でも、そうでもないとつなぎ止められない。そんなレベルなら、いらないか。

もう、いらないか。

あなたに必要とされたかった。どうにもならないことがたくさんあっても、あなたの幸福は守りたいし、私だけがあなたがどんなに最低でも救ってあげたかった。存在肯定が薄そうなあなたはを私の生きる意味にしたかったし、欲張りを言えばあなたの生きる意味になりたいよ。私の悲しさも痛みも辛さも喜びも生きてきた時間も何もかもを渡しちゃっていいから。だから私の気持ちだけは疑わないで欲しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?