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本当に賢い脳の育て方(作者 茂木健一郎)

本の紹介です。
今回は「5歳までにやっておきたい本当に賢い脳の育て方」の紹介をします。

私の結論

乳幼児教育は夢中になれるものを見つけて、熱中し、やり遂げるサイクルをくり返すことが大切

英才教育を施して知識や記憶力を高めたりすることに必死になりがちです。しかし、しっかりとドーパミンサイクルを作ってあげることが
大人になってから自分で楽しいことを見つけて、考えて、行動できる人間になる近道なのです。

本書のポイント

私の結論書いたドーパミンサイクルを作るために重要なことを本書のポイントとして紹介します。

①ドーパミン体験を増やせば脳がロケットスタートできる!

チャレンジが楽しくなって豊かに発達した脳は、さらに高度な達成感を求めて、意欲的に探究したり、いろいろなものに興味や好奇心を持ったりすることができます。ドーパミン体験の例として、幼少期のお絵描きは、脳の空間認識能力や表現力、あるいは想像力を鍛える最高の遊びです。もう一つは遊びにゴールを設定して、その実現をプロジェクト化して達成感を味わわせるということです。例えばお絵描きであれば1冊の絵本を作ってみる。というもので親も一緒になってプロジェクトに参加します。

②パフォーマンス力を伸ばせば賢さも伸びる!

世界の名だたる経営者、クリエイターはプレゼン能力が物凄くうまい。身振り手振り姿勢など、見せ方=パフォーマンスが洗練されているのです。日本の教育はパフォーマンス力を伸ばす=アウトプット力を鍛えること、まだまだ無関心ですが、世界ではすべての人に求められる必須能力でもあります。

パフォーマンス力を鍛えるために提案したい方法は「ドラマ・エデュケーション」を日常に取り入れることです。聞きなれない方法かもしれませんが、お遊戯会や学芸会が該当します。家でやるなら台詞のやり取りをDVDにあわせてやってみるのも、楽しくごっこ遊びをしながらパフォーマンス力を身に着けられます。

③お母さんが上機嫌でいれば子供は賢くなる

こどもはお父さん、お母さんのことが大好きでいつも一生懸命見ています。ですから本当にいつでもなるべく笑顔を心がけてください。それだけで、むずかることが多かった赤ちゃんも驚くほど安定したりします。特におススメなのは、恥ずかしがらず大げさに笑いかけてあげることです。

最期に

いかがだったでしょうか?
私は上記のようなテクニックを取り入れながら、
まずは自分が上機嫌で子供や妻と接すること、子供のやりたいことを最大限サポートすることを心掛けてみようと思います。

気になった方は是非、本書を読んでみてください。
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作者:茂木健一郎

1962年、東京生まれのの脳科学者。東京大学法学部、理学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て、現職は慶応義塾大学特別研究教授、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。
書籍の多数出版しており。メディアにも多数出演。