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「できること」が増えるより、「楽しめること」が増えるのが、いい人生。

おはようございます。

今日の言葉は日本の精神科医であり随筆家の斎藤 茂太さんです。

子供を育てていると、ついつい
「色々な事が出来るように」
子供を導いてしまいます。

歩けるようになる、
ご飯が一人で食べれるようになる、
オムツが取れるようになる、
お話ができるようになる、

これらは、
歩けるようになると、好きな場所に自分でいけて楽しい。
ご飯が一人で食べれるようになると、お腹が空いた時にお母さんを待たなくてもよくて楽しい。
オムツが取れるようになると、歩きやすくなって楽しい。
お話ができるようになると、自分の意思を主張でき、お友達とコミュニケーションが取れて楽しい。

と、楽しいにつながります。

算数で足し算や引き算ができれば、
お買い物に一人で行ってもお釣りの計算ができて、楽しい。

学ぶとは、世界が広がり楽しい。

親が、子供を「色々な事が出来るように」導くのは
先生が、子供を「色々な事が出来るように」導くのは
楽しい事を増やすためだったんですね。

それが、いつの間にか
できることが増えることが、誰かの上に立つためだったり
親に褒められることだったり、
純粋な「楽しい」と離れていきます。

人間が幸せだなーって思う時は意外とシンプルです。

「人の役に立てた。」

自分の存在価値を感じる、
最も基礎となる感覚ではないでしょうか。

なぜ、学ぶのか?

子供に何かを教える時、
それが勉強であれ、運動であれ、家事であれ、なんであれ
子供の世界を広げ、楽しめることが増えるのだと
同時に伝えてあげたいものです。

今日、みなさんの楽しめることが増える1日でありますように


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