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(4)シュタイナー校の教室

第一印象にみるシュタイナーの教室の物理的な特徴について。私が感じたことをまとめます。

プラスチックがない😲

主に木、そして竹や草でできた籠類、麻や絹やウールなどの布類、金属、石やクリスタルなどの岩石、松ぼっくりや栃の実などの木の実。

教室内に、プラスチック製品がないだけで、こんなにも雰囲気が安らぎ、そして柔らかくなるのか、と感銘を受けました。心底、落ち着くとは、こういう感じか•••、と。と同時に、いかに日常にけばけばしい色味のプラスチック製品が浸透し、毎日の生活にごっちゃごちゃに溢れているか、思い知らされた瞬間でもありました。

たっぷりの自然光と間接照明 🍃

教室には、自然のお日様の光がふんだんに差し込むように、多方角に大きな窓が取ってありました。照明は、間接照明になっていて、明るすぎない優しい色味。暖かなナチュラルライトに、教室内の木の素材がさらに味わい深い心地良さを生み出しているのです。窓には、淡い桃色の自然光を通す薄いカーテンがかかっていて、壁も似たような薄い桃色に塗られていました。まるで水彩画のような色味で、ほんわかとした和やかな気持ちにさせられました。

田舎のおばあちゃんちのような雰囲気

正直、シュタイナーの教室は、学校というよりは、広い民家のおうちのような感じで、田舎のおばあちゃんちを彷彿させるような感覚を得ました。キッチンがあり、バスルームがあり、食卓用テーブルがあり、残りのオープンスペースが広い居間のような感じで遊び場になっていて、そのまま床に座り込んで寝ころびたくなるような(笑)アットホーム感を醸し出していました。

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