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美味しい尾鷲の魚が食べられます。おわせ魚市場「おとと」

またしても、毎日投稿しようと意気込んで数日経ってしましました。
たくさん書きたいことが多すぎて、何から書いて良いか悩ましいんですよね。
なので、一番身近なところから少しづつ書くことにしました。
ということで、こちらの観光スポットについて取り上げようと思います。

1、尾鷲市ってどんな街?

私が住んでいる街の尾鷲市の特徴、たくさんありますが、簡単にいうと

「魚とヒノキのまち」

なんですね。漁業と林業の街なんです。


これには尾鷲市の特徴的な地形が関わっています。
尾鷲市は紀伊半島のリアス式海岸の一角にあり、山から海までの直線距離が極端に短く、その短さは日本国内でも類を見ないそうです。
つまり、平地が極端に少ないということです。そして山に囲まれています。
そうしますと、雲が山に引っかかって、その場に止まります。日本一の降水量として有名な尾鷲市はここから来ています。大変特徴的な場所なんですね。
そうしますと、山でたくさんの木々たちがたくさんの雨を受けて育ちます。雨の少ない場所に比べると陽に当たる時間が短く、生育がゆっくりとなり、年輪の細かい木々が育ちます。そうして質の良いヒノキが育ちます。
そしてそんなヒノキのたくさん育つ山から、恵みの雨を受けてたくさんの山水が作られ、それらが河川に流れ、短い距離を経て海に流れます。綺麗なまま海に到着するということです。これらの綺麗な水からたくさんのプランクトンが生まれ、魚の餌になり、黒潮海流に乗ってきた魚たちが尾鷲の近くには滞留したり、育ったりします。これが尾鷲の近隣でたくさん魚が採れる理由です。

(ざっくりなので間違えてたらごめんなさい)

これらの地域的特徴に伴って、様々な産業が発達しているのですが、その中でも特に発展したのが、豊富な種類の魚が採れる漁業と、質の高いと業界で評判のおわせヒノキを中心とした林業です。

尾鷲にはこれらの仕事に従事している方々がたくさんいらっしゃって、日々それぞれの仕事に熱心に打ち込んで下さっています。

2、尾鷲物産とおわせ魚市場「おとと」

そんな漁業の仕事をしてくださっている中に、尾鷲物産という会社があります。
こちらの会社はぶりの養殖やマグロ漁や食品加工など、漁業に関する様々な事業を展開している会社で、尾鷲市の中心的な企業の一つです。近年では海外展開もされているようですね。

そんな尾鷲物産が、展開している「おとと」。

尾鷲のランドマーク的なお店になっており、観光バスが連日泊まっています。
店内はいわゆる観光商店のような感じでして、魚だけでなく、地元の会社が作った魚を使った加工品、地物野菜、地元で作ったジャムやコーヒーなど様々なものが販売されています。

店内入口 まちの駅なんですね
入口付近には新鮮なお寿司が並んでます
地元加工品もたくさんあります
この日は鮮魚コーナーになまこが!
入口奥のバイキング
推しのがすえびチップス

店の奥には、バイキング形式で、その季節の魚料理が食べられるようになってまして、個人的には鯛茶漬けが美味しいです。
新鮮な鯛のお刺身が乗っている丼に、特製出汁をかけていただきます。

鮮魚コーナーは、地元でしか食べられない珍しい海鮮物やお寿司が並んでいます。今の時期は先日紹介した渡利牡蠣ですね。
この日はなまこが並んでました。

コロナ初期でなかなかマグロが流通しなかった時期などは、大トロが「え!?こんな値段で食べられるの!?」というくらい破格で売られていました。
そのときは、地元応援という名目で、大好物の大トロをたらふく食べさせていただきました。

3、魚の美味しい街に住むこと

私が尾鷲に住んでて、幸せだと思う瞬間の一つに「美味しい魚が食べられる」ということがあります。

昔から魚料理が大好きです。お刺身、塩焼き、干物、煮物、なんでも好きです。

これは母親が料理上手で、魚を頻繁に出してくれてたのも大きいと思います。
尾鷲に住んでると、本当にびっくりするくらいの破格で魚が売っています。

スーパーに並ぶ鯛 激安
激安のメヒカリで大好物の唐揚げ
安い鯛で鯛めし


そして、めちゃめちゃうまい!!!

もうほんと、これにつきます。

安い魚を見つけて「何作ろうかな〜♪」と考えるのは主婦の私のささやかな楽しみです。
そして、上手にできたら、とても幸せな気持ちになります。

気まぐれクックを見て、魚を捌く勉強をしたりもしました。
ちょっとは捌けるようになりました。
料理の腕も上がった気がします。

日本には他にも魚の美味しい街は山ほどあると思いますが、魚が安いと料理するの本当に楽しくなるんです。
お肉料理もいいのですが、魚料理は一段レベルが上がるような気がするのです。完全な主観ですが。

魚の美味しい街に住むって、料理の好きな人にはサイコーですよ。
あなたも、住んでみませんか?

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