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東北上空の謎の球体と「錯誤相関」

2021年9月7日付の東スポ記事の見出し。

「青森上空に謎の飛行球体出現! 直後に菅首相が総裁選不出馬の『怪』」

東スポ2021年9月7日

2020年6月に宮城県や福島県、2021年9月には青森県などで相次いで目撃された謎の白い球体。

球体の下にはアンテナ上の物体がぶら下がっているのが確認されました。

高度は1万メートルを越える成層圏に達しており、そのような高度でありながら肉眼でも見えたということは、この球体はそれなりの大きさ、場合によっては十メートル越えのものであったと推測されます。

宇宙人が菅さんに祝福?

この球体出現と当時の菅首相不出馬表明とが時期的に重なったというのがこの記事の焦点な訳ですが、冷静に考えて「怪」などと取り上げるほどのことではない。

単なる偶然でしょう、これは。

菅さんが東北(秋田)出身であることが念頭にあるのでしょうが、観測されたのがほとんど秋田県そのものではなく青森だったり福島だったり。

大きな「東北地方」というくくりじゃないと「怪」が成立しないというのは余りにアバウトすぎ、ムリすぎるって(笑)。

ところでこの球体出現と首相不出馬の時期的一致に対し、「UFO研究家」の竹本良氏が次のように述べています。

「日本の行く末を心配した宇宙人が、菅首相の故郷である東北からご苦労さんのエールを送っていたのかも知れません。」

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