#学問への愛を語ろう
難しいのは数式じゃない
「生き方」を求めて物理学?哲学者・森岡正博はその著書「宗教なき時代を生きるために」(法蔵館、1996)で、
「自分が生きている意味、死んだらどこへ行くのかを考えるために物理学を専攻したが、納得するような答えは得られないような気がした」
と。
どういう答えなら彼が納得したのか知らないけどその問題、すなわち死んだらどこへ行くのか、という問題について物理学から当座の解は出ているのではないでしょうか。
パンデミック対策の切り札?「オープンサイエンス」
「このコロナ・パンデミックに一つでも良いことがあったとするなら‥、」
国立研究開発法人理化学研究所(通称「理研」)の数理創造プログラム副ディレクター:C. ボシゥメン氏はこのように問題提起し、
1)感染者数や死亡者数、病床使用率やワクチン接種率など世界中の様々なデータを全ての人が速やかに利用できることになった事、
そして
2)最新の研究成果がインターネットを通じて即座に無料で手に入り、世