【第0205稿】本当に重要なのは「誰が」「どこから」「出向しているか」だ。

GoTo事務局の日当問題。

細かい給料のことはとりあえずさておいて。

この記事を見て一番気になったのは、

「出向社員」という言葉。さも当たり前のように

出向社員の人件費(日額)
システムプロジェクトマネージャー:69,800円(5人)
事務局長・事務所長:69,800円(59人)
部長級:55,300円(213人)
課長級:48,700円(2,315人)
係長級:40,600円(2,522人)
係員級:32,700円(1,251人)
派遣・契約社員:27,900円(572人)

って書いてあるけど。

さらっと「出向社員の人件費」って書いてあるじゃん?ってことは、「どこかの会社に所属している人間が、GoTo事務局に出向いて仕事をしている」ということになるよね。

出向とは、雇用契約や所属は元の企業のまま、子会社やグループ企業などの別会社で働くことです。 その際、勤務時間や休日についての就業規則などは出向先企業に従うことになるため、基本的に出向先企業の社員と同じように扱われることになります。

そして、

 GoToトラベル事務局に出向できるほどの能力の正社員であれば、この金額で「高すぎる」ということはないと思います。

とも書かれているけど…

これ、誰がどこから出向してんの?


少なくとも、このリンクを見る限りでは「公務員」「職員の成長を促すことを目的とした出向」なんだろうなー、とは思うけどさ。だとしたら

7000人近い地方公務員がGoTo事務局に出向してんだぜ?

お前ら元の仕事はどうなってんだよ。


こういうのってさ。短期アルバイトでも何でもいいから別途雇用すれば多少なり雇用問題の解決に助力できるんじゃないの?おそらく全国には「GoToトラベル事務局に出向できるほどの能力」を持った無職やフリーターはたくさんいると思うぜ?そいつらを全部無視して身内だけで仕事をして身内だけでお金を回しているんだとしたら、日当が高い安い以前の問題だと思う。

一応、「GoToキャンペーン アルバイト」などで検索してみると、時給1000円~1500円程度のアルバイトが多数ヒットするけど、結局アルバイトなんだよな。「GoTo事務局 正社員」で検索しても求人は出てこない。

(株式会社GoToというのもあったがGoToキャンペーンとは無関係だった)

要するに…さ。

「トリキの錬金術」とか「無限くら寿司」とか言って騒いでいるのは、世間の目を欺くためのミスリードであって、世間が本来騒ぐべきはそこじゃないんじゃないか?ということを俺は言いたい。

映画「アルマゲドン」はさ。手に職を持っている色んな職業の一般人をかき集めて、宇宙に送り出したけどさ。今GoTo事務局がやっていることは、NASAの職員からしか人材を募集していないようなもの、だよ。

公務員になっていないと、高い給料をもらえるチャンスすら与えられないってことだからな。そう考えると、GoToキャンペーンなんてクソだろ?

挙句、北海道は警戒ステージ2に引き上げだとよ。

ステージ2では、3密を回避出来ない場所での会合の自粛や出勤抑制、体調が悪い人の外出自粛などを要請すること。

GoToトラベルGoToイート使えなくなるぜ?ますます要らんキャンペーンだろ。調子に乗って「もう大丈夫~」とか思っている奴らが国の金を使って遊びに行って、あまつさえ旅行先で感染して迷惑をかける

マジどうにかならんのか、国の政策。


もう政治家になるしかないのか…。

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