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緊急事態宣言へのパラリアの対応について

先日、四月七日、安倍首相により、緊急事態宣言が、あまり聞き慣れない、それこそ緊急事態的な日本語ですが、「発出」されました。

その後、緊急事態宣言から三日後という、いささか事態の緊急性を疑わせるスピード感ではありましたが、ようやく十日に東京都による休業要請先のリストが発表されました。

これは、意地悪な見方をすれば、東京五輪の延期が決定するまではダンマリを決め込んでいたにもかかわらず、延期が決定されるや否や、今度は今こそ「強いリーダシップ」を発揮する機会とばかりに、新型コロナウイルスへのより強力な対応策の推進を主張し始めた小池百合子都知事が率いる東京都と、金が絡むことのない「学校」に関しては、やや先走り的に「強いリーダーシップ」を発揮してはみたものの、「企業」に関しては、「休業要請」をすることによって、それに対する「補償要求」が強まることを恐れて及び腰の安倍政権との意見対立の結果です。

さて、パラリアは床面積が100平方メートル以下の学習塾に該当するため、法的裏付けのある「休業要請」も「協力依頼」もされておりませんが、生徒個々人には外出自粛要請が出されていることに鑑み、生徒の安全に配慮し、感染拡大の防止に協力するという観点から、現在のサービスの質を維持しつつ、それをオンラインで提供する試みを始めました。

具体的には、オンラインミーティングアプリのzoomを活用してオンライン自習室の開講し、さらにzoomを通じた面談・チェックテスト・質問対応を行うことで、自学自習をサポートするパラリアの基本サービスをオンラインで提供します。

それに加えて、日々、講師と現実の場所を共有することで生まれるパラリアの価値をオンライン上でも再現するために、毎日講師がYoutube Liveを配信します。そこでは、受験教科についてはもちろん、学習法や、勉強についての考え方、さらには講師たちの人生観や社会観や世界観についても知ることができ、高校生・浪人生にとっては、学習面の向上のみならず、様々な視点を学ぶよい機会になると思います。

大変なご時世ですが、パラリアとしては、今後とも、時代の流れに合わせて、様々な試行錯誤をしていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

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