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【生徒更新】望年会を通じて夢が変わり始めた

今回の内容は2019/12/29の振り返りになっています。何故振り返りをするのか等は過去のブログ(下記記事)に書いてありますので、そちらを参照していただけると幸いです。

下記記事は前回の記事になります

パラリア望年会

パラリアでは年末にパラリア内で望年会を開きます。参加者はパラリア生もいれば、パラリアの卒業生もおり、パラリアトークに来ていただいた方、パラリアに興味がある人等が参加しています。パラリアを卒業した人たちと久しぶりに会い、最近受験の事しか目が向いていなかったので、この望年会で去年の思い出を卒業生と話したり、まだ話したことがない人と交流することが出来ました。

その中で私はあることを決めました。それは、自分の進路についてです。以前のブログで私は福祉ロボットを作るために東工大の工学部機械科学科(4類)に進もうと考えていました。その時の決断は自分の中ではこれしかないと感じた程考え抜いて導いた自分なりの人生の目標でした。

しかし、勉強をするにれて、受験が近づくにつれて【本当に自分がしたいことは福祉ロボット】を作ることなのかということを感じていました。


というのも、私は福祉ロボットを作って父のような身体の自由が利かない人のお手伝いをしていきたいという想いがありました。しかし、それに自分の人生を賭けて後悔が無いのか……つまり自分はそれをやっていて幸せに思うのだろうか。そもそもそのロボット開発をするに至って自分はそのロボット開発に途中で諦めないで出来るのだろうかと考えた時に、直感的に合っていないのではないかと考えていました。

というのも教科でいえば、機械を作るということになるのですから物理などの知識が必要になってくるのは確実だと感じています。そこで私は物理自体、今まで頑張って来たのでそこまで点数が獲れないということはないのですが、それよりも物理があまり楽しいと感じられませんでした。現象は理解できるけど全くワクワクしないというか(ふーん)という感覚で終わってしまっていました。

しかし、物理とは違い、私は化学がやはり好きなのだということを近頃強く感じています。化学の有機や無機を知れば知るほどそこに新たな可能性が見つかってくる。そう考えた時に唯純粋に化学のことを学問的に突き詰めていきたいと思っていました。

そんな中で今回の望年会があり、自分の中で【自分が決めたこと】に従うのか【自分の好き】を信じて進むのかということがまだ決められずにいました。

その中で様々な人にこの悩みを思い切って打ち明けました。浅見さんの友人やパラリアトークでお世話になった人、初対面の人にも話しかけました。そうして様々な人の意見を聞いた時、感じたことがありました。

それは、私が聞いたどの人もどちらかに絞る必要があるのかという意見が共通していました。というのも、どちらもやりたいのであれば、どちらもやれば良いし、どちらかに決めなくても、その福祉が必要な人の手助けはロボットという観点からだけなのか。

サプリメントという観点からだって手助けは出来るはずだという取捨選択的な選択をしないという意見が多かったのです。

また、ある人はどんな風に進んだとしても、精一杯頑張っていれば道は続いているし、どんな選択をしても間違いなど何一つないし、誰もまちがっているのだとは言えないだろうと言われました。

そうして、約7人からお話を聞いて自分の進むべき道が見えてきました。私はとてもわがままなので、自分の決めた目標と好きなことのどちらも追い求めていきたい。だから、今までは【この学科に行って、成果を残さなくては】というように考えていましたが、今は好きなことと身体の自由が利かない人のお手伝い。その両方を追い求める為に東工大4類から3類志望に変え、応用化学を大学で学びたいと思います。

その中でも、自分が一番面白いと思った有機の範囲を極められるだけ大学で極めたいと思いました。

また、今回の望年会は自分の中ではこの選択が出来たというのが一番の報酬ですが、他にも本当に色んな人の考え方、経歴、価値観があって、画一的に判断しがちな社会の中でここまで面白い人たちに出会えるというのは、パラリア以外に私は知らないと感じることが出来ました。ここまで読んで頂きありがとうございました。また明日も読んで頂ければ幸いです。

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