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パラリアの三次会【土曜日更新】

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パラリアCEO浅見、東大前校の木元・オギタが「二次会」のノリで、ときに真面目にときにだらりと語り合う、「パラリアの二次会」で出てきたわかりづらい用語を解説したり、気になったところ… もっと読む
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#予備校

パラリアの二次会 第23夜 これまでの「まとめ」と「親問題」の解説

おはようございます。今回は23夜の解説です。 総集編的な内容で、(あくまで他の回に比べれば、ですが)かなり短めなので、一度これを聞いてから、興味のありそうな回に戻って聞いてみる、という使い方もありだと思います。 音源のリンクはこちらです。 【内容の概観】 今回は、ここまでで話してきたことをまとめています。  まず、教育とは何かを話してきました。先生と生徒、親と子供など、教育には関係が重要になります。  また、教育の歴史を話しました。工場労働者を作るための教育から、サラリ

パラリアの二次会 第21夜 「直前期」の過ごし方 の解説

おはようございます。パラリアの3次会もいよいよ21夜です。今回は普段に比べて面白いかは分かりませんが、30分ほどと短い上に話が簡単、さらに受験生にとっては関心の高そうな話なので、聞いてみるといいかなと思います。 今回の音源はこちら 【内容の概観】  今回は、それぞれが直前期や、受験直前の過ごし方を話していました。受験に自信を持って向かうには何が必要か、また、緊張のほぐし方が話題になりました。詳細については雑多で書ききれないですが、今回は内容も平易なので、聞いていただけれ

パラリアの二次会、第16夜の解説

おはようございます。今回は、第16夜の解説です。 アーレントという思想家の話が後半の軸になるので、一見難しそうですが、音声中でもしっかり説明されるので、安心して聞けると思います。 また二次会の中では短めなので、聞きやすいと思います。 【内容の紹介】 今回は、序盤で1対1の教育、つまり家庭教師が質的に良いという話から始まり、塾の形式が、集団授業、映像授業、個別指導、自習と展開していったことについて話しています。  後半は、塾は社会で生きていくこととつながっている(学習塾

パラリアの2次会 第15夜の解説

おはようございます。今回は、パラリアの二次会の第15夜の解説をします。 今回から新しいシリーズものになります。特殊な用語はあまりありませんが、この後も使いそうな分類がなされるのが面白そうなところです。 音声はこちらになります。 【内容】東大では、出身高校のほか、塾も共通の話題になったりします。例えば、音声中に出てくる鉄緑会は、都内の名門とされる中高一貫校出身者がよく通う塾、サピックスは、そのような高校を受験する中学生が通う塾です。河合塾・駿台は浪人生がよく通っています。

パラリアの二次会、第12夜の解説

おはようございます。 今回扱う音源はこちらです。(比較的短い方ですが)結構ボリュームがあるので、家にいて暇な方は聞きながらご覧いただければ、と思います。 【内容】 全体としては、当時の柴山大臣の無能力について軽く話した後、入試改革に軽く触れ、大部分は大学で何を学ぶべきか、の議論に割いています。 大学の講義と企業が求める能力が乖離しているのは問題である一方、裏を返せば大学までは何をやっても良いということなので、自由に学習しうる。また、大学で学んだことと会社の事業が離れて

第9夜 先生について、そしてポスト・シンギュラリティの教育論? の解説

今回は、第9夜の解説をしていきます。 【要約】前半は、先生はなぜ専門職なのかという問いと、先生はなぜ「でもしか先生(先生にでもなるか、先生にしかなれない、というような、あまり肯定的でない職業としての先生)」と言われるのかという問いの二つが中心になる。 「なぜ専門職なのか」という問いについては、教師はいろいろな子供がいる中で、社会に適応できるように教育しなければならないが、そういった教育能力は生きているだけでは身につかない。そこで、大学で教育を専門的に学んでいないといけない

第7夜 パラリアの3次会

あらすじ録音当時の時事ネタ(参院選)にひっかけて、東京大学教授の安冨歩氏(当時れいわ新撰組候補)の主張を検討するところから今夜の2次会は始まります。 (木元が理解するかぎりでの)安冨歩氏の主張木元は、安冨氏の主張を以下のように要約します。安冨氏は、いわゆる「教育ママ」の家庭に育ちました。彼によれば「教育ママ」の「教育ママ」たるゆえんは、子供の根源的な自己肯定感を否定することにあります。つまり、ある基準(たとえば、一定の偏差値)を設定し、「それに達しなければだめなのだ!」