手放すということ(3)「氷川きよしとミッドライフ・クライシス」
2012年のフューチャーセッション・ウィークから始まった対話イベント「フワクのミライ」。
ミッドライフ・クライシス、いわゆる中年の危機をテーマにダイアログが行われています。
「人生の正午」と言われる40代になると、自分がかつてイキイキと演じていたキャラクターと本来の自分が分離し始めます。
それはまるで「残像」のように周囲の人々を、そして自分さえも捉え、その場に居続けることを強要します。
本来の自分を表に出したいけれど、そのためには一度、今まで演じていたキャラクターを亡き