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保育園を増やせばいいってわけではない!⑨

現状の保育園では、子育てか、仕事かどちらか一方を選らばなければいけません。幼稚園に入園できる3~4歳までは、24時間子どもと一緒。

「子どもと一緒にいたい、子育てを楽しみたい。」
「第2子、3子も欲しい。」
「仕事を続けたい。」
「仕事をしなければ経済的に苦しい。」

そんな思いを抱きながら、子育てか仕事を選択しなければいけないのが現状です。

バリキャリもゆるキャリも選ばせて!

働き方改革は国を挙げて取り組み、女性だけではなく、男性も、障碍者も、高齢者も、外国人も、誰もが働きやすい社会にし、労働力人口を増やし、少子化に歯止めをかけることで、国力を維持するための施策です。

コロナ禍で、その働き方改革が一気に進みました。テレワークやWEB会議など、場所を選ばない働き方を受け入れざるを得ないコロナ禍。
子育て中の女性にとっては好都合です。働きやすい環境になってきています。
そのため、逆に、働いていないいわゆる専業主婦が肩身が狭いって思うくらい、誰もが働くことが当たり前になりつつあります。

でも、一億総活躍!みんなで働こう!
と言うなら、同時に、多様で柔軟な保育サービスも推進しなければ、女性の負担が大きすぎます。

出産、子育て、地域活動に加えて、子どもの成長に合わせて変化する環境や人間関係に柔軟に対応している多くは、男性ではなく女性です。さらに、「働こう!」と背中を押され、「仕事」をする。なんと、女性の役割が多いことか!

それでも「働こう」「働きたい」と思ったときに、バリキャリなのかゆるキャリなのか自分で選べれば、その役割も果たしながら、がんばります。

多様で柔軟な働き方改革と同時に、多様で柔軟な保育サービスが必要です!

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