4章②【居心地悪い】 異様な日常 12/12/2017
知的すぎる女性陣[平成29年12月12日(水)]
この頃は、自分の存在ってなんだろう、なんの意味があるのだろうとよく考える。
今日の大王教授のゼミの忘年会、クリスマスパーティー。
楽しみにしていたのだけど。
ゼミでは、難しい話をする。
その話に、未だについていけない。
「この人たち何語を話しているのだろう」
と頭を抱えてしまうようになった。
全てが高度な専門用語で何を語っているのか全然理解できない。
もともと大王先生のゼミは敷居が高くて、入れたのが奇跡だから、みんなについて行けるように努力してきたつもりだった。
わかっていたことだけど、もともとの頭の構造が違う人たちで、雑談すらついて行けない。
話に付いていけないというのは、こういうことなのかと生まれて初めて判る。
特に女性陣の大杉さんや戸田さんの頭の良さがものすごくて、教養も半端ないし、何を聞かれても卒なく答えられる機転も、もう、次元が違うと思えてくる。
大杉さんは、文化、歴史、化学、科学、数学、芸術、なんでも知っている。
多分、同じくらい生きている人なのに、この差ってなんなのだろう。
人を馬鹿にするような、できの悪い人たちではない。
だから余計、居心地悪い。
ボクの今までの人生ってなんだったのだろう。
ボクは何にもしないで生きてきた気がする。
みんなの笑いが遠くで聞こえる気がする。
「ボクは何でここに居るのだろう」
と食べながら、飲みながら、ずっと考えていた。
また、みんなが、どっと笑う。
なんで笑ってるんだろう。
「ここも辞めてしまおうかな」
と何をやってもうまくいかないボク。
こんな世界から脱出したい。
☆自信なくすときってどんな時ですか?
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