男優がトランスジェンダーの女性を演じたデンマーク映画について

1.またこの手の映画ができたらしい。

デンマークの映画、と。

「デンマーク トランスジェンダー 映画 2021」で出てくると思います。

北欧って人権意識が強かったのではなかったでしょうか?

「男優がトランスジェンダーの女性を演じる」ということについては、「NO」とする議論が、だいぶ進んできているように思いますが⋯

2.自分が妻や娘の立場だったら、受け入れないと思う。

映画を見てないし、例によって、ミッドナイトスワンや総務部長~のように、見てて気持ち悪くなるのは間違いない、ので、見ることもありません。

内容はというと、「夫」であり「父」だった「男性」が、ある日突然カミングアウトして、女性として暮らしだすというもの。

まず、子供や妻の立場からすると、父(夫)がいきなり女性になる、って、受け入れられないだろうなあと思います。私も受け入れられません。

もちろん、「よほどうまく移行してパス度高ければ」、という例外はあるかもしれません(映画になるにはドラマ性に欠けます。)

ただ、一般的な話をすると、「離婚するか墓場まで持っていってほしい」と思ってしまいます。

「親としての責任が」-そんなところで親の責任感を持ち出す必要もない。

「せめて妻には認めてほしい」-隠して子供まで作っておいて、妻に認めてほしいというのも勝手な気がする…

3.美談として語らないでほしい。ステレオタイプになってしまう。

また、「カミングアウト系」の一つのパターンとして、美談として語らないでほしいですね。

それを見て、「美談として受け止めることを強制されてる」と思ってしまう人も、出てくるだろうと思います。

それが、「反」の人たちの発生に結びつくからです。

「トランスジェンダー」の変なステレオタイプを作らないでくれ、ということでもあります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?