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田舎はもう安くない?!田舎にプレミアム価値がつくかも?

田舎暮らし全盛期

何年も前の話だが、田舎暮らしが流行った時期があった。
2015ー2020年くらいか。

自分もその期間に家を建てたかったのもあり、
都内から田舎へ移住、
副業とかトレーダーの方もやりつつ田舎暮らしをしている。

小学校が近くにある土地を買っていて、ニュータウンとなればいいなと思ったらその通りに住宅街になった。

昔は山で、200万くらいのなんにもなかった場所なのだが、今は見事な住宅街になった。この短期間で土地価格は800-1000万くらいになった。

インフレだと土地や住宅価格は落ちない!?

インフレシナリオが確定した今、
土地の価格はおそらく、もう下がらないだろう。

筆者は積水ハウスで建てたが、
当時も建坪90万超えでお高いイメージだった。
今はさらに上がり坪単価は140万まで上がりつつある。

単に高くなったというより、
長期優良住宅等の基準が出来たことで家のリセール価格がある程度保証され、
住宅ローン減税により大きな節税となり、さらに長期優良住宅だと35フラットSのような金利引き下げ措置があったことで需給バランスが良かったのだろう。

(イデコや住宅ローン減税をしていれば今回の定額減税も家族×4万円の定額減税のほかに3万円×家族分の調整金も貰えた4人家族なら合計28万円)

5年前は0ー5年が0.7% 6年目から1.0%前後という感じだった。

現在はさらに子育てプラス制度が追加され、これにより金利は5年前とまではいかないが、〜5年間は最大0.84%まで引き下げが出来る。子供がいる世帯は優遇される制度だ。

注目すべきは6年後の金利。1.84%だ。
デフレ時期には6年目以降でも1.0%代だったものが今は1.84%。
将来的に日銀は利上げをしていく事がもはや確定路線なのだ。
変動ももちろん上がるが子育て世帯は優遇されるかもしれないし、もしかすると変動勢はペアローンとかで35フラットや20フラットに借り換えをしないといけないかもしれない。

ちなみに最低賃金も1050円予定だが、これも2030年までに1500円となる予定だ。これも確定路線だと思ったほうがよい。国内物価も上がるのだ。

中小企業は厳しいがピンチはチャンスとなる時期がここから5年で訪れる。

医療保険も高額化していくだろう。
5年以上前に組んだ生命保険等は契約更新して乗り換えないほうがいいだろう。保険会社は必死に勧めてくるだろうけども。


インフレで上がる銘柄は?

今はインフレ過渡期。
インフレ期に突入した時に期待できる株の銘柄といえば、
メガバンクのUFJとかの銀行株、不動産株の三井不動産や三菱地所だろう。あとは最近海外進出して日本の建築工法を推してる積水ハウスはじめ大手ハウスメーカーだ。

今の状況だとメガバンクですらちょっと怪しい部分もあるので楽天銀行とかのネット銀行にも分散させたほうがいいかもしれない。

インフレが続くのであれば土地も住宅価格も上がり続ける。
しかも米国は緩和によりまだまだドル余りで日本株を買い漁っている状況だ。これにより日本株の外国人持ち株比率は上がり4万を超えたのだ。

円安トレンドが崩れなければもちろんインフレ銘柄が買われまくるし、

トランプが大統領となりドル安政策して円高になっても、5回利上げすると言っているので円安になる。
ちなみにトランプの政策というのはインフレ退治をする為に、利上げ不足による経済過熱の現状を更に5回利上げをする事で十分に引き締めしてからドル安政策を始めるという意味だと思う。

ハリスが当選してバイデン&パウエルのシナリオのまま利下げをもう3回米国が行った場合にはこれは完全にドル余りの米バブルとなるので株価は物凄い上がるだろう。ただ円キャリーも解除されないのでハイパーインフレの円安となるのだ。1ドル360ー400円まであり得る。
中国バブルと共に弾けてそのあとはとんでもない事になるかもしれない。

どっちみち日本のインフレはしばらく続く。もしかすると30ー40年。
バブルとなり弾けたら中国とアメリカはデフレとなるが、日本はやはりインフレのままかもしれない。こうなれば下剋上の日本の天下の黄金時代の始まりだ。
それはアメリカが許さないだろうからやはり一時アメリカを景気後退させてもトランプな気はする。

昔の住宅価格は?

インフレになったとこでよく比較するのがバブル崩壊前までの日本経済だ。

昔は500万で家が建った。
それがバブル崩壊前までに3000万近くまで上がった。
バブル崩壊後に値崩れしたかというとメジャーなハウスメーカーでは値崩れする事なく、デフレ下でも上がり続けた。
崩壊後も日本は頑張ってデフレなりに経済成長したのだ。国内物価も上がった。

さらにデフレに追い討ちをかけたのがアベノミクスだ。
安倍総理だった時に格安ハウスメーカーが一時流行ってたのでその時がバブル崩壊後では最安値だったかもしれない。

ちなみにバブル崩壊前の親世代の初任給といえば3ー4万だったらしい。
母の同期の商社勤務も初任給はそのくらいだったがバブル期には業績手当とかで月10ー20万の手当が付いたという。
インフレと共に給料が上がるのは当然なので本来なら現在もこうであるべきだがそうはなっていない。そのうちベーシックインカムが始まるだろう。そうなればやはり国内物価は上がっていく。

つまり2024年。これからバブル崩壊となろうが、しなかろうが、今が最安値ということだ。

国内物価はインフレで上がるし、中国バブルが崩壊してデフレに戻りかけても日本国内の物価は簡単には下がらない。

田舎暮らしはもう安くない!!しかし、今が最後の最安値かも?!!

前述の通り、
インフレとなれば物価もあがるし、土地も住宅価格も、
もちろんアパートやマンションの賃貸の家賃もあがるのだ。

田舎暮らしは安いと認識されやすいが、
田舎は車が必須。
ガソリン代、自賠責保険、任意保険、自動車税、車検代、車の本体代金。

これを5年買い換えで見積もると初期費用として車の本体代金300-600くらい。
それ以外で年間10万円ほど掛かる。

車のカーローンは現在最安1.7%くらいだろう。
これも変動なので今後2%…と上がる。ちなみに残クレは4.8%くらいだ。これも上がるだろう。


そして土地価格も子育て世代が住むような学校周りのエリアでは今や750万〜1200万円ほど(50ー100坪で)

都内と比べたらだいぶ安いが家も3000ー6000万。

格安ハウスメーカーなら2000万前後でもあるが、
格安メーカーであるが故にやはり断熱性能が弱く夏は暑く冬は寒い為、暖房費は倍近く掛かるので本末転倒だ。

それでも、田舎に脱出するなら今が最安値だ。

都内のにいれば給料も上がっていくかもしれないので都内で稼いで田舎に家を持つのがステータスになるのかもしれない。
上場廃止企業も今後増えるだろうから中小企業でなくとも今後どうなるかはわからない。

観光地に住むと確実に外人向けの価格設定になっていくので居住地域は自然と地方となり空き家問題も解消されていくだろう。

ちなみに地震や津波や土砂崩れが起こりやすい地域は住宅ローン金利引き下げ措置が適応されないようになっている。
都内に限らず、自然とそういう土地からは今後、
若者は離れていき、
福島原発周りや能登地震跡地のようにそのまま居住区が放置されて安全な土地に新しい家が立つような未来になるのだ。
なので地方の地価も崩れないだろう。

と、いう事で今のうちに土地だけでも!と土地の価格から先に、更に高騰していくのだろう。

田舎暮らしの先駆者のあの人がまた同じことを言う時代が来るかもしれない。

「まだ東京で消耗してるの?」

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