いざラオスへ ベトナム紀行文Ⅵ(ラスト)
ウィンマートで水を買い10万ドンを崩し、適当な屋台でバインミーを買う。そんな朝のルーティーンも今日で最後である。ちなみに今日のバインミーは3万ドン、現地の人が25000ドンで買っているのを見ると、まだまだのようだ。
ヌオックガム(?)バスステーションに向かうためまずは市街の32番バスに乗り込む。珍しく待たされることなくすんなり乗れた。
乗り換えがめんどくさく、32番の終点から歩くこと15分、バスステーションに到着。
周りに群がるバイクタクシーの客引きの群れ。入るのは良いが、出るのは難しそうだ。幸いなことに、中に軽食を販売している所がある。ここからは出ないとケツイ。
やはり公的な所の職員は優しく、すんなりヴィエンチャン行きのバスのチケットを80万ドン(4500円くらい)で購入できた。
現在10時、7時間ほど待つことになる。
本読んだり軽く寝たりして時間を潰す。そして17時になりバスを探しに行く。バスターミナルは広く、1時間前に来てよかったと思った。
そうして18時30分前くらいに目的地が近そうなラオスの青年や欧米人のグループに尋ねると、自分のバスとは違っている。やばいなと思い荷物を運び出してる兄ちゃんやバスのおっさんに尋ねると、まだバスは来ていないという。
少し安心し、ここに来ると言われた場所で待つこと20分。バスはまだ来ない。
18時になる5分前。まだバスは来ない。ルアンパバーン行きのバスに欧米人たちは乗り込んでしまい不安を覚える。しかしここにバスが来ると言われた手前動けない。
18時直前。運転手の兄ちゃんがヴィエンチャン?と声を掛けてくる。そうと答えたら違うバスに案内された。2回目に声をかけた南米の人と同じバスに乗ることに。
自分の予定していたバスは来ずにほかのバスに乗ることになったのだ。なんと行き当たりばったりな、、と思いながらも少し安心した。
その後は割とスムーズに行った。
ライフハックがあるとするなら、バスのナンバープレートを写真に取っておくこと、休憩ではバスが見える位置に陣取ること、一緒に乗っている欧米の集団を常に目の端に入れておくこと、などだろう。
特に最後のは効果抜群で、とりあえずついて行ってれば大丈夫そうだった。
朝6時くらいに国境付近で降ろされ、うろうろさまよっているとベトナム?の青年がどこに行くべきか逐一教えてくれて惚れてしまった。
ベトナム側で2.5ドル、ラオス側では2万ドン払った。賄賂?
ベトナム側ではドルはなかったので10万ドンを払ったらおつりは来なかった。
昼にまた1度休憩を挟み、6時過ぎにようやくヴィエンチャンに到着。結局24時間かかっている。
ベトナムにはもう、来ないかもしれない。
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