フラワーエッセンス絵日記

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フラワーエッセンス絵日記

気軽にご連絡いただけると嬉しいです🌸⇨papillon.0938@gmail.com 雅に生きる。美しきやまとなでしこは世界の光。

マガジン

  • 源氏物語にまつわる徒然

    光る君へ、をきっかけに自分の中で情熱が再燃した源氏物語から感じたことをフラワーエッセンスのことなども交えて書いています。

  • 心に留めておきたい言葉たち

    心に残っている言葉について綴っています。 これらの言葉が少しでもまた誰かの心にふ微かでも光を灯すことができれば嬉しいです。

  • Le Dit du Genji

    J’écris sur Le Dit du Genji et les essences de fleurs que je voudrais choisir pour certaines princesses de ce qui est l'un des romans les plus beaux au monde.

  • The Tale of Genji

    I’m writing about The Tale of Genji and flower essences which I would like to chose for some princesses from this one of the most beautiful novels in the world.

  • 光る君へを見て

    ドラマ『光る君へ』から考えた人生や美にいて徒然に書いています。

最近の記事

それまでの命たへたる物ならば かならず花の折に又見ん それまで命があったなら、花が咲くときにまた必ずお会いしましょう。 和泉式部 明日がくる幸せの有難さを忘れ、小さなことに日々怒ったり悲しんだり。 でも平和な日常のなか、夏の青空も桜の美しさも感じられる有難さを今一度。

    • 声聞かば 暑さぞまさる 蝉の羽の うすき衣は 身にきたれども (鳴き声を聞くと、ますます暑くなるわ。蝉自身はうすい羽の衣をまとっているのに) 和泉式部 暑さ倍増の蝉の声さえも雅に昇華。 暑い季節もいつか終わる。 体調に留意しつつ、この酷暑のなかにも美しさを見出したい。

      • 朧月夜に似るものぞなき

        先日のの満月の夜。 仕事からの帰り道、ふと空を見ると薄雲がかかった満月が目に入った。 そしてどこからともなく澄んだ風鈴の音色も聞こえてきて、ほんのり涼しい、でも湿った夜風も顔に感じた。 つい『朧月夜に似るものぞなき』と1人呟く。 朧月を見ると、反射的にこの一節が脳内再生される源氏物語好きも少なくないのではないだろうか。 「なんていい夜なんだろう」 ささやかなことだけれど、人生そんなに悪いものでもないような気持ちにさせてくれた。 悲しみや絶望でいっぱいになってしまう

        • 暑いなか、冷房の効いたバスに乗り込み、ホッとして本を広げた。 ふと外を見ると夏の空の鮮やかな青と山のイキイキした緑色のコントラスト。 夏だなぁ。 本は辞めて、外を見よう。 こうやって感じられることは生きてること。有り難い。 水の冷たさを感じに泳ぎに行きたいな。

        それまでの命たへたる物ならば かならず花の折に又見ん それまで命があったなら、花が咲くときにまた必ずお会いしましょう。 和泉式部 明日がくる幸せの有難さを忘れ、小さなことに日々怒ったり悲しんだり。 でも平和な日常のなか、夏の青空も桜の美しさも感じられる有難さを今一度。

        • 声聞かば 暑さぞまさる 蝉の羽の うすき衣は 身にきたれども (鳴き声を聞くと、ますます暑くなるわ。蝉自身はうすい羽の衣をまとっているのに) 和泉式部 暑さ倍増の蝉の声さえも雅に昇華。 暑い季節もいつか終わる。 体調に留意しつつ、この酷暑のなかにも美しさを見出したい。

        • 朧月夜に似るものぞなき

        • 暑いなか、冷房の効いたバスに乗り込み、ホッとして本を広げた。 ふと外を見ると夏の空の鮮やかな青と山のイキイキした緑色のコントラスト。 夏だなぁ。 本は辞めて、外を見よう。 こうやって感じられることは生きてること。有り難い。 水の冷たさを感じに泳ぎに行きたいな。

        マガジン

        • 源氏物語にまつわる徒然
          10本
        • 心に留めておきたい言葉たち
          4本
        • Le Dit du Genji
          1本
        • The Tale of Genji
          1本
        • 光る君へを見て
          6本
        • 各フラワーエッセンスについての私見
          7本

        記事

          わたしがわたしとして生まれてきた意味

          日常生活のなかで接するこの人、その人。 テレビの中のあの人。 わたしは他者を羨ましく、ならまだしも妬ましい気持ちを持ってしまうことがある。 羨ましいこの人も、妬ましく感じるあの人も、きっとそれぞれ苦難や悩みがあって、努力をしている。 頭では分かっても、心に影を落とすドス黒い気持ちは消えないことも多々。 だって努力でどうにもならないこと、あまりにたくさんあるもの。 どこに、どんな風にこの星に生まれ落ちたかで、けっこう色んなことが決まる。 まさに『〜な星の下に生まれてき

          わたしがわたしとして生まれてきた意味

          『天の河 今宵ながめぬ人ぞなき 恋の心を知るも知らぬも』 今夜、天の河をながめない人はいない。 恋の心を知る人も、知らない人も。 和泉式部 千年前の日本ではどこでも天の河が見れたのかな。 明日は七夕。 曇の予報だけど、夜空を見上げて願ってしまうんだろうな。

          『天の河 今宵ながめぬ人ぞなき 恋の心を知るも知らぬも』 今夜、天の河をながめない人はいない。 恋の心を知る人も、知らない人も。 和泉式部 千年前の日本ではどこでも天の河が見れたのかな。 明日は七夕。 曇の予報だけど、夜空を見上げて願ってしまうんだろうな。

          それでもそうしたかったの

          わたしたちは、分離を体験するためにこの世界にやってきたと聞く。 だからこそわたしたちには、傷つく自由や失敗する自由、批判を受ける自由、間違える自由がある。 それは、傷つくリスク、失敗するリスク、批判を受けるリスク、間違えるリスクを取ってでもしたい経験をすること、味わいたい感情を味わうこと、見たい景色を見ること、新たな世界を識ることを選択する自由があるということ。 それを選ぼうとする人を尊重することは、時に手を差し伸べるより難しいのかもしれない。 でも、尊重できる人間であ

          それでもそうしたかったの

          心に留めたい言葉たち〜4〜

          かの有名なAppleの創業者、スティーブ・ジョブズ氏によるアメリカのスタンフォード大学卒業祝賀会(2005年)での卒業生に向けたスピーチの一節です。 わたしはスティーブ・ジョブズが特に好きとか尊敬しているとかいうわけでは全くありませんが、数年前YouTubeでこのスピーチを見た時は感動しました。 人生のなかで「こんなことしていて意味があるのかな」、「わたしの人生どうなるんだろう」「何のためにあれやってたんだろう」等と不安や後悔に苛まれることが、わたしは多いです。 だから

          心に留めたい言葉たち〜4〜

          徒然〜日本の夏、いとエモし

          急に暑くなってきた。 まだ六月半ばで30度をゆうに超えて、夏本番が不安になってくる。 もはや最近の夏は、大袈裟でなく生死に関わる暑さなので、暑くなるのはあまり嬉しくない。 そんななか、最近は畳の需要がめっきり減っていると聞く。 でもわたしは暑い夏こそ、畳の上でゴロゴロ昼寝をしたい。 あの感触や井草の香り、『エモい』。 これだけ暑いともう現実的には冷房入れざるを得ないのだろうけれど、扇風機の風を感じながら、畳の感触と香りに包まれ、少し汗ばんでまどろむのが『エモい』。

          徒然〜日本の夏、いとエモし

          源氏物語とフラワーエッセンス〜空蝉

          与えられた人生の中で空蝉(うつせみ)、この言葉の響きと、彼女が空蝉と言われる所以となる『光景』がとても儚く美しく、10代の頃から登場人物としての彼女より、この言葉の響きと、彼女の物語の美しさに、わたしは心惹かれてきました。 今回空蝉に手渡すエッセンスを選ぶにあたり彼女の人生やそこにあった葛藤に思いを馳せることで、与えられた人生の中で自分が選択できるベストを選択する、あるいは今生の己の人生が自分に求めている方へ進もうとする心の強さについて、改めて考えることができました。

          源氏物語とフラワーエッセンス〜空蝉

          日本語の美しさを識ること、愛すること

          わたしは政治に明るいわけではないので、わからないことも多いですが、今日本という国が決して良い、と言える状態ではないことは感じています。 そんななか、わたしたちひとりひとりが日本を心から慈しみ愛することが必要だと強く感じています。 美しい日本語を使うよう心がけること 和食、日本の食を美味しく大切にいただくこと 日本の伝統文化、工芸、産業などを識ること 色々具体的な行動はあるかと思いますが、美しい日本語を使おうと心がけることは無料で、日々のLINEから意識することができ

          日本語の美しさを識ること、愛すること

          源氏物語とフラワーエッセンス〜花散里

          もう一度見つめる源氏物語のメインの女性の登場人物の中で、花散里はわたしにとって特段感情を動かされる存在ではありませんでした。 特段嫌いとも思わない。共感もできない。 でも今回、花散里に手渡すエッセンスを考えること、彼女の人生に想いを馳せたことで、改めて穏やかな彼女の内側にあったであろう思い、そしてわたし自身の内面についてもたくさんの気づきがありました。 花散里はどんな女性?花散里がどのような姫君だったのかについての詳しい説明は以下リンクの外部サイトを頼らせていただきま

          源氏物語とフラワーエッセンス〜花散里

          源氏物語とフラワーエッセンス〜六条御息所

          六条御息所について書くことと自己受容 先日、葵の上に渡すフラワーエッセンスについて書いたので、「葵の上ときたら、やはり六条御息所でしょう」ということで今回は六条御息所について書くことにしました。 実は昔からわたしはあまり六条御息所が好きではありませんでした。 劣等感強く、嫉妬深い。 でもなまじ美しく教養も深いゆえプライドも高く、嫉妬心や劣等感を抑圧し続けた結果、それらが『物の怪』という形で自他を苦しめる。 にも関わらず、自分を大切にしてくれず、ここまで苦しめる光源氏か

          源氏物語とフラワーエッセンス〜六条御息所

          源氏物語とフラワーエッセンス〜葵の上

          姫君たちに渡すエッセンスを考えることについて 源氏物語に登場する姫君たちにもしフラワーエッセンスを渡すとしたら・・について当初書き始めた時は、とにかく楽しく気が済むまで書こうと思っていたのですが、登場するメインの姫君たちについて全員書いていこうという心境に変化してきました。 その理由の1つに、”源氏のまわりに現れてくる女性たちが、すべて作者、紫式部の分身である”という『源氏物語と日本人』の中での河合隼雄先生の分析・見解があります。 わたし自身、姫君たちに渡すフラワーエッ

          源氏物語とフラワーエッセンス〜葵の上

          心に留めたい言葉たち〜4〜

          蓮は泥水の中に咲くけれど、花は決して泥色に染まらず、泥水の養分を吸収して、美しく静かに清らかに咲く。 人も生きていれば苦しいことや、辛いこと、哀しいこと、絶望することもある。 あるいは目を逸らしたくなる醜い自分も存在している。 そんなぐちゃぐちゃの人生の『泥水』。 そんな『泥水』を養分に、わたしという美しく神々しいお花を咲かせることができる。 泥水の中で咲く蓮のお花のように。 哀しいことや辛いことはやっぱり少ない方がいい。 でもこの言葉は、望まずもある全ての哀しみ

          心に留めたい言葉たち〜4〜

          意地悪だったり、見下したり、残酷だったり、冷酷だったり、嫉妬深かったり、許せなかったり、依存的だったり、怠惰だったり、ずるかったり。 そんな自分の暗い影と闘わず、その影ごと思いっきり抱きしめよう。 全部ひっくるめて、それでも美しいかけがえのないあなた。

          意地悪だったり、見下したり、残酷だったり、冷酷だったり、嫉妬深かったり、許せなかったり、依存的だったり、怠惰だったり、ずるかったり。 そんな自分の暗い影と闘わず、その影ごと思いっきり抱きしめよう。 全部ひっくるめて、それでも美しいかけがえのないあなた。