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不平等の原因はなんなのかを探ってると諭吉に出会った。

妊娠した人が悪い
そんな気持ちを抱いたことがある


いい悪いの問題なんじゃないけど、

あー、ちゃんと避妊してなかったや
とか
あー、こんななるの想定外だったわ
とか

不本意な妊娠でそんな思考がよぎる

相手に、妊娠するリスクを許した自分を責める

女に生まれてきたせいで
こんな気持ちになるだな

そんな劣等感さえ感じる時さえある

時々、私の中から湧いてくる
おぞましい闇。
妊娠するのは女の方で
そのリスクを感じもしないで侵入するのは
不法侵入と同等だとさえ感じる。

勉強しないやつは
それなりの生活になるんだし
気が付かないやつは
その程度の生活しかできない

なんでそんな怒りが闇から
湧いてしまうのか考えたわけですよ

命が宿ることは
とてつもなく尊いこと。
人が作り出す体の仕組みだからではない。
願っても、妊娠できるわけじゃない
そんな生があるというのに
知らずして、その神秘を軽んじてしまうことに
怒っていたのかもしれない。

知らないということは、恐ろしいということ。

私の大好きな諭吉さんがね
こんなこと言ってたんですよ

『天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず、と言へり。』


どういう意味だかわかります?

しかしながら実際には賢い人と愚かな人、貧しい人と富んだ人、身分の高い人と低い人がいて、雲泥の差がついている

たしかに。
たしかにそうなんですよ。

諭吉の意図した主張を想像すると
「だからこそ、その不平等な差を埋めるため、生まないために、勉強して自分を磨くことをお勧めする」

そう、知らないことを責めるのは筋違い。
知らなかった環境があったからこそ、
その人が作られてしまった。

でも、この日本の社会には
そこまでアプローチしてくれる仕組みは少ない

そのことに対しての不満。

憤り。

そんなエネルギーを内側に溜め込んでても
自分にとって良い働きや波動が出ないのなら
いっそ外に向かって
何かを動かす力に変える。

思いつく閃きに
エネルギーを注ぐ。

だからこそ、私はたくさん見せられてきたのかもしれない。

非常な物事の有り様に
できることを成し遂げたい

そしたらその物事が変わっていく可能性を信じる

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