酔っ払い失敗談を綴っていく①
わたしの泥酔記録が需要があるとは到底思えないけれど(笑)
「あああ、やっちあまったあああ」って二日酔いの気持ち悪さの中で後悔にもだえ苦しんでいる人に届け~
シチュエーション① 合コン@銀座
婚約破棄され、急に結婚したい欲が急上昇し、しかし婚活に失敗し続け(飲みすぎが原因の一つでもあった)やさぐれていたころ。親友が久しぶりの合コンに誘ってくれた。人数は5対5。相手は社長さん勢。親友以外の女性とは初対面だった。
「今日こそ決めるよ!」
謎の気合を入れて乗り込んだ会場は銀座の和食ダイニング。しかしわたしのボルテージが上がれば上がるほど空回りするテンション。だんだん存在が浮いていくような空気感……
思えば他の女性は実にたおやかで品があった。こぎれいなワンピースを着て、首を少しだけ傾けてほほ笑むような。それに対しわたしだけがこん棒片手に狩りに来たような、そんながっついた雰囲気だったに違いない。
空気を敏感に察することだけが特技のわたしは、いたたまれなり飲んだ。とにかく飲んだ。
断片的に覚えている最後の記憶は二次会のカラオケ。JITTERIN'JINNの「プレゼント」を歌いながらテキーラを一気していた。そして激しくヘドバンしていた(ほかの人がどうしていたかは……思い出したくもないw)
気づいたら親友宅のソファーで寝ていた。
(おや…??)
起き上がると親友が見たこともない、怒った顔でこちらを見ている。
(おやおやおや……??)
「……すみませんでした」
全く記憶はないがとりあえず謝らなければならない絶対的な雰囲気。
「あの……もしよければわたしに記憶を……いただけませんでしょうか」
「今度同じことしたら、絶交するからね!!!」
二日酔いの頭にガンガンと響く咆哮。彼女にそうとまで言わしめたわたしの昨晩の行動はこうだ。
カラオケで泥酔→寝る→解散後立ち上がれないわたしを担いでどうにかタクシー乗り場まで運ぼうとする→「気持ち悪い」というのでコンビニに寄る。「ちょっと待っててね」とわたしを入り口付近に座らせ、水を買って戻ってくるといなくなっている→慌てて探すと、近くの道路で大の字になって寝ている→また担いでタクシー乗り場へ向かう→変な男どもが「大丈夫~?一緒に飲まない~?」などと話しかけてくる→「お願いだから構わないでください!!!」銀座の街でシャウト
やっとの思いで乗ったタクシーの中で、わたしは「気持ち悪い…」とよだれをダラダラとたらしだし、どうにか家に着いたとおもったらリバース(トイレでしたことだけは幸い)→そのまま意識を失う
……我ながらひどいと思ったよね!
このあとめちゃくちゃ謝りました。
彼女とはもう15年以上の付き合い。東京に住んでいたころは毎週数日は一緒に飲んでいたし、一時は一緒に住んでいた頃も。しかしあれ以来彼女と飲むときには酔っぱらうことはあっても、一度も記憶がぶっ飛ぶほど泥酔したことはない!
だって飲みすぎると毎回「テキーラ事件」というキーワードを出されるのだもの。
教訓:テキーラ×ヘドバンはあぶない
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