ぱぴ子

ぼんやり過ごしている

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なかなか暮れない夏の夕暮れ/江國香織 よだかの片想い/島本理生 「一度きりでいいから、一番にしてくれたら、あとはもうずっと待つから。一生だって待ち続けるから。」 終わるべきものは終わらないと進まないんだよなあ、と思ってしまった

    • 20240408

      うれしいときも、かなしいときも 全部見たらわかるんだから どうすればわたしが喜ぶかなんて 手に取るようにわかるでしょう?

      • 読んだもの

        生まれる森/島本理生 しょうがの味は熱い/綿矢りさ わたしも自然に、とてもスムーズに結婚させてくれ〜

        • 20240330

          お風呂上がりの髪がさらさらだったり クリームを塗ったお肌が すべすべでもちもちだったりするとき ついつい顔を思い浮かべてしまう

          読んだもの

          ウォークイン・クローゼット/綿矢りさ まず表紙の絵がかわいい! ◾️いなか、の、すとーかー チャンスが来たら必ずのる、という最初の決心のところすきだった! 「果穂本来の性格だと思っていたあの明るい笑顔も、無邪気に甘えかかる仕草も、本当におれが好きな故」 わたしのことをいつも明るいじゃん、と言ってくれて、そういうところが(も!)すきらしいんだけど、たぶん明るいところしか見てなかったからなんじゃないのかなあ〜。でも、好きだ〜て泣きながら何回も言ったのも聞いてくれてるし、なんだ

          読んだもの

          20240326

          希望は見えない方がよい それは願望になって絶望になりうるから なにも見えないほうがよい なにも感じない方がよい 諦めてたんじゃないよ、いらなかったの わたしには向いてないだろうし それがよいこととも思わなかったし なのに、すこし想像してしまって ああ昔も同じように想像していたなあ こんな風だってはっきりわかるんだよな うれしそうに笑うのがわかる こっちみて笑って

          20240325

          わたしって結構ずぼらでね 四角い部屋を丸く掃くタイプだし 見えないところは気にしないの だから、まとめて脱いだコートとカーディガンを そのまま着ようとしていたら 別々に着なよ、ごわごわしちゃうでしょ って言われてね お母さんみたい。これが愛かな?ふふ、違うかな

          読んだもの

          チワワ・シンドローム/大前粟生 すいかの匂い/江國香織 小学生のころなんかを思い出したね 夏、プール、ともだちのいえ

          読んだもの

          ホワイトデー

          骨があって、ちょっとばかし肉が乗っているところがあって、また骨がある。関節のところなんかは、しっかりと骨だ。上下に挟んで指をなぞったあと、横に挟んでまたなぞる。関節のふくらみにあわせて、指の間が広がる。ここにつけるものが、足りないんだと思った。欲しかったのは、ちょっと気の利いたお菓子でも、まいにちの風呂を楽しみにしている私に向けたおしゃれな入浴剤でもなくて、指輪とか苗字とかそういった類のものだった。ポストに入れとくね。という発言から、まあ苗字なんてポストには入らないので、そん

          ホワイトデー

          20240320

          君はいつもだいたい、わたしより圧倒的に正しい。人間として? そういうところ、憧れちゃうな、わたしにはできないことなので

          低気圧の中を泳ぐ

          気圧が下がると体調が悪くなる人が多くいるらしい。例えば頭痛がひどくなるとか。ご多分に洩れずわたしもその一人であり、さらに気温まで低いとくるとたまったもんではない。 近頃の陽気にうっかりしていて、今朝はタイツを履かずに出てしまった。無論靴下は履いている。 帰り道、驚くほどの強風のなか走った。これは嘘ではなく、誇張でもなく、走って帰ったのだ。体を温めるためと、できるだけ外気に触れる時間を減らすためだ。なんという合理的判断! 無事に帰宅し、冷蔵庫にあるもので晩御飯を作ることにする。

          低気圧の中を泳ぐ

          かにチャーハンそれから

          「ねえ、あなた、かにチャーハンって食べたことあるかしら?」 「あると思うけど、こんなおそろしく晴れた日曜の昼間に、僕がかにチャーハンを食べたことがあるかどうかを聞くために君は電話をかけてきたのかい?」 「ええそうよ、わたしはあなたがかにチャーハンを食べたことがあるかを、この日曜の昼間に確認したかったの。どうしてもよ。そのかにチャーハンは、完璧なかにチャーハンだったかしら?」 「完璧な、と言われるとそうじゃなかったかもしれない。ぼくはそんなにチャーハンに詳しいわけではない

          かにチャーハンそれから

          かにチャーハンはじめまして

          お腹が空いていた。いや、正確にはお腹が少し空いていた。出張の帰路、新幹線の中で晩ご飯に思いを馳せる。昼にはとんかつをお腹いっぱい食べたので、そこまでお腹は空いていなかった。しかし、家に帰ってから食べるとなると遅い時間になってしまう。なにぶん普段は早い時間に晩御飯を食べることを常としているので、乗り換えの駅やらで食べてしまいたいのが本心だ。 お腹はあまり空いていない。そして昼にはハイカロリーなものを食べた(ちなみに朝、クリームたっぷりのフルーツサンドも食べている)。こんなとき

          かにチャーハンはじめまして

          20240312

          何でもかんでも好きな男に結びつけておろかなわたし 自分ひとりで立てていたはずなのに 鎖になって身動き取れずにいる しあわせのはじまりで死んでしまえばよかったのに あったこと全部辛かったことになるの?

          20240311

          わたしはずっと味方だと再三言っているわけだけど、自分のこともしあわせにできないくせに、なんたる傲慢か そんな強さもないくせに、味方になって何から守るというのか はたまた、この状況で相手のしあわせも願えないような、そんな味方がいてたまるもんか それでも、きみは 味方だって言ってくれたもんね、これからは俺が味方だから、なんでもするから なんて、

          読んだもの

          パン屋再襲撃/村上春樹 ひらいて/綿矢りさ そうだね、わたしも自分勝手だ、自分しか見ていない わたしが彼をどのように好きか、好きと言わずに表現することがある種の文学なんだなと、納得 「欲しがる気持ちにばかり、支配されて。絶対にあきらめきれない想いなんか、あきらめてしまえ」 「正しい道を選ぶのが、正しい。でも正しい道しか選べなければ、なぜ生きているのか分からない。」

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