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もう1つのターニングポイント 〜友人からの開眼ワード〜

実践に移る前に、私の背中を押したもう1つの出来事がありました。

当時家から徒歩5分以内のところに住んでいた付き合いの長い(もちろん今も)仲の良い友人がいました。

彼女は仕事から恋愛から人生観まであらゆることを話してきた唯一無二の存在。仕事への向き合い方に共感していたことはもちろん、自立した考え方に尊敬もあり、本当に良い刺激をくれる友人の一人です。
彼女には以前から海外駐在希望があり、いよいよそれがかない、渡欧していった数ヶ月後のことでした。

当時はまだzoomがなかったのでSkypeでしたが、オンラインで会話していた時、人生設計のような話になり、彼女が今後の人生設計について年表を書いたことを話してくれました。

35歳、40歳、45歳というようにある程度の幅を設けて、それぞれのタイミングでどうなっていたいかを全部書き出したとのこと。
これまでも似たようなことをしていたのは知っていたのですが、今回は初めて全部満足いく内容を書き出せた様子。うらやましく思いながら聞いていたその話の冒頭で彼女が言った一言が私にとって開眼ワードでした。


「30歳〜35歳は自分のための5年間」


彼女は元々それほど結婚願望は強くなく、流れのままに、という感じ。
しかも念願かなって海外での仕事が実現できたことで、より一層自分のために使う期間になったのだと思います。
そんな中で出てきた彼女らしい一言。

これを聞いて、私ははっとしました。
そうか、「自分のために」時間を使う期間があってもいいんだ、と。

自分に時間を使うなんて至極当たり前のことですが、結婚やら何やらに考えが縛られていると、「自分で自分を幸せにする」ということが頭から抜け落ちてしまうことがしばしばあります。

でも何よりもまず、
自分の欲求を自分で満たし、私自身を幸せにすること。
そのために他人ではなく、まずは自分に目を向けること。
これが大事だと気づくことができたんです。

普段、自分のために時間を使っているようで、実はそうではなかった。
自分に時間を使う自分を大事にできている、と実感ができる。

結婚への焦りが無くなったからこそ、自分を最優先にすることができ、自分を満たす作業に集中できる。

30歳は、私も、自分のために時間を使う期間にしよう、と決めました。

前回の話にもつながりますが、私には「準備」が必要だったので、彼女の言葉を聞いて、「あーそうか、私もこの数年を自分のために使って準備期間にすればいいんだ」と思うことができたんです。

誰かのためではなく、自分のために。
この言葉に背中を押されて、「自分時間」をスタートしたお話は次回に。

なんだか物事がうまくいかない、
やってることがしっくりこない、
焦燥感があったり自己肯定感が低い、
そんな思いをしていたら、
まずは自分のために自分の時間を使ってみてください。


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