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「理系大学受験生」と「金銭感覚を磨きたい方」は暗算習得してみよう

こんにちは、暗算4段ホルダーの受験系ビジネスマンです😇あいにく4段の合格証書は消失したようで、3段しかありませんでしたがorz

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まず、結論から述べましょう。暗算ができることのメリットは以下の2つ!

理系科目の処理速度up 

→ 高学歴ルートに乗りやすい

金銭管理能力の向上 

 →「気付いたら金欠」の悪循環を予防する


以降では・・・
1:暗算習得の目標、過程、基礎力
2:暗算メリットの具体的効果
3:暗算習得の基礎的トレーニング法

を展開していきます。特に、(3)ではこんな模式図👇を使用して、細かな手順解説を行います。手書きのため綺麗ではありません😵‍💫💦

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そして、読者が準備するものはただ1つ 

⇒「そろばん」🧮 

ないと効果が薄いので必需品です。確かamazonで1000円ちょいで買えたはず。


では、いよいよ本題に入ります♫



《目次》
【1:暗算習得の目標と過程】
(a)  目標レベル
(b)  所要期間
(c)  資格を取得するには?
(d)  必要な基礎力

【2:暗算メリットの具体的効果】
(a) 理系科目の処理速度up
(b) 金銭感覚の向上

【3:暗算習得の基礎的トレーニング法】
(a) そろばんの仕組み
(b) 実際のトレーニング方法
(ア)足し算
(イ)引き算
(ウ)掛け算
(エ)割り算



もちろん数週間でできる魔法のような裏技ではなく、武器として機能するのに半年はかかると覚悟しといてくださいm(_ _)mそのかわり身に付けたら痴呆にでもならない限り一生モノの武器となりえます💓



【1:暗算習得の目標、過程、基礎力】
(a) 目標レベル
暗算検定1級合格レベルを目指しましょう!

最初からハイレベルな注文なのはわかってますが、東大,京大,国立医学部の受験生ともなると、珠算歴0でも計算処理は結構速いのです😵‍💫よって、彼らを上回る速さをつけるには、やはり1級合格レベルの速解力が必要なのです💦

参考までに・・・以下3問を10秒以内に処理できれば1級合格レベル。
「375×21、17,004÷39、782+531+136」


(b) 所用期間
理屈さえわかれば後は慣れですが、現在の学力により当然個人差はあるし、やはり計算が得意な人ほど習得が早く、苦手な人ほど時間がかかる傾向はあります。1級合格レベルにかかる期間というと・・・

毎日10分 × 0.5〜1.5年

数ヶ月でできるなど甘いことは考えないように✋1日10時間費やし期間を縮小する暴挙に出ても空回ります💔「半年覚悟で毎日継続」が一番の近道なのです!なお、才能どうこうの話になってくるのは初段以降の話。


(c)  資格を取得するには?
珠算(暗算)検定の級や段位については、珠算教室に所属する必要があります。無理に習わなくてもいいし、正直先生の当たり外れがあるのも事実ですが・・・通うのには賛成です!切磋琢磨できる環境と検定資格はモチベーション上昇に大事ですからねえ😅


(d) 必要な基礎力
必要なのは

「1桁±1桁の計算」と「九九」を反射神経で解く力


これが基礎の基礎になり、後の成長に大きく関与してきます。あとは、そろばんの仕組みを理解し、脳内でそろばんの球を動かす作業をひたすら繰り返す。「習うより慣れろ」なので、できないとか余計なこと考えずに、まずは2桁+2桁、2桁×2桁を10分×1ヶ月繰り返してみましょう。必ず成果を感じるはず。


【2:暗算メリットの具体的説明】
(1) 理系科目の処理速度up
短い制限時間での計算処理が膨大な数学,物理,化学で稼ぐにあたり、暗算力は必要不可欠!つまり、計算に手間取ると・・・

考察する時間と難問に挑む時間が奪われます

相当頭がいい人以外は、制限時間がきつい試験では命取りになりえますね💦では、時間が厳しいといわれる東大入試の2021年の問題解答を見てみましょう。完全解答ではなく、計算部分のみ抜粋しています。

<数学第3問>

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(1)の計算

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(2)の計算

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<化学第3問>

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(ウ)

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(エ)

加えたAg⁺は1.0×10⁻³×16×10⁻³1.6×10⁻⁵(mol)より、沈殿となったAg⁺は1.6×10⁻⁵-5.29×10⁻⁶=1.071×10⁻⁵(mol)。AgCl中のAgとClの物質量比は1:1より、x ×20×10⁻³=1.071×10⁻⁵ →  x=5.35×10⁻⁴≒5.4×10⁻⁴(mol)


(オ)

[Ag⁺][Cl⁻]=1.6×10⁻¹⁰から[Cl⁻]を求めると
 [Cl⁻]=1.6×10⁻¹⁰/1.47×10⁻⁴≒1.09×10⁻⁶(mol/L)。
∴Cl⁻の物質量は1.09×10⁻⁶×36×10⁻³=39.24×10⁻⁹≒3.9×10⁻⁸(mol/L)


実際に手を動かしてみると、かなりの計算量で時間を食うんですよこれが😥問題が難しくなくても処理に時間を食われるともどかしいですよね。



(2) 金銭管理能力の向上
買い物費用、携帯代など、日常で数に触れる機会は多いですね。暗算力は計算速度を上げると同時に、数に対する感性をも飛躍的に向上させます。以下に具体例を挙げます。


(みかん 箱売り)
1個あたりいくら?単品が250円だとすると、12個あたりどれくらい安い?差額を瞬時に割り出し、自分の貯金や娯楽費的にどれほどの負担なのか判断することができますか?

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(家計簿)
1週間目と2週間目の出費合計額を電卓なしで出せますか?独身時代ならまだしも、家族ができると、扱う項目はより多岐に渡り計算量も増えます。

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(飲み会 会計)
6人で16,737円だと1人あたりいくらでしょう?瞬時の計算を披露できたりすると、くだらない時間の短縮にも、宴会や合コンでのアピールにも繋がります!

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【3:暗算習得の基礎的トレーニング法】
以下では、そろばんの仕組みと暗算の仕方、そして計算力を最速で身につける方法を、図を多用しつつ伝授します。とはいえ、継続と慣れが肝なので、魔法のように早くは身に付きませんし、エア学習のみでは成果が出にくいです。

そろばんを準備してからトレーニングに移りますが、1級レベルの暗算力を身に付けるには、毎日10分の練習で6ヶ月は覚悟しておいてください💦



では、実際のトレーニング方法を着眼点を交えて説明していきます!


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