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Diary17 無駄遣いを再定義する その公式は価格÷使用回数

無駄遣いを改めて定義してみる


今回は、私も大好き、皆さんも大好きな「無駄遣い」について考えてみます。

私の無駄遣い、昔からず〜っと周囲の人に言われるのは、高級車とブランドモノの購入です。

ただ、結婚してから、無駄遣いの定義を変えました。
それは、

無駄遣い度数=価格÷使用回数

です。

この公式を簡単に説明すると、

一般的に言われる無駄遣いは・・・

ブランド物のバックを買っちゃった!とか
高級な50万もするソファーを買っちゃった!

とか、こんな事だと思います。

無駄遣いかどうかは、実は「使用回数」がキーになる

ただ、この無駄遣いの考え方に「使用回数」を入れると、景色が激変します。

どういう事かといえば、ママさんが、ルイヴィトンのバックを買ったとします。
そして、このバックは50万とします。

このバックを仕事に行く時に持っていくとします。

その結果、一回あたりのこのバックを保有するコストは・・・

営業日数を200日と仮定すれば・・・

50万÷200回=2500円です。

そして、このバックを2年使えば

50万÷400回=1250円です。

一方で、3万円のバックが1万円で売られていたとします。
そのバックを購入したものの、セールで7割引だったから

「割安じゃん!」って思い、購入したものの、すっごく気に入ってるものではないので、1年に3回しか使わなかったとします。

そうすると、そのバックのコストは

1万÷3回=3333円

です。

街を歩いてる人からも

「あの女性が持ってるバックが可愛い!」
と思われ

自分自身も、ブランド物を持ち、
「今日も私は、ちょっとイケてるよね〜!」

みたいな感じでちょっと自分に自信を持って会社に向かえて、

その上、使いもしない不要なバックのための家賃を払う必要も無いわけです。(要らないモノを補完するために大きい家に住んでる人はたくさんいます笑)

そうなると、一般的に言われる無駄遣いは、

バックに50万も・・・?

っていう考え方ですが、

NIKEのセールで、履かないスニーカーを買う方がよっぽど無駄遣いなんです。(この話は、私です・・・笑)

自分のマインドセットを高める資質は無駄遣いとは言えない!

そして、自分のマインドセットのメンテナンスとしての支出について考えてみます。

金融街である丸の内でも、ここ10年ぐらいで仕立てがいいスーツを着ている人が本当に減りました。

スーツも、ママさんのバックと一緒の話です。

私は、大体オーダーで10〜20万ぐらいのスーツを着ていました。
生地は、ロロピアーナ、ドーメル、ゼニア、そしてちょっと安いカノニコと決めていました。
生地が柔らかいので、一定程度着用すると破けます。
だから、定期的に新調する必要があります。
だから、お金を稼ぎ、会社からきっちりお金をもらう必要があります笑

そして、シューズは、マグナーニと決めていました。

ただ、朝にビジネスでバトルをする上で自分のテンションを上げてくれたし、何よりも数百億、多い場合は数千億の取引をするのに、萎れたスーツじゃ、お客さんも不安になるんじゃ無いかと勝手に私が思っていたからです。

ただ、スーツは会社勤めの時は毎日着るので、元は取れてたと思います。

無駄遣いは、実は、

セールやアウトレットで、定価よりもディスカウント率が低いからと買い、それをほとんど使わない

とか

気に入ってないのに、値段が結構したから捨てられず、それがどんどん積み重なり、家に使いもしないものがたくさんある結果、広い家に住み、必要なスペースの維持のための住居費を負担する方が無駄遣いと私は思っています。

冒頭にお伝えした高級車。

これも、私なりの購入し続けている解釈があります。

それは、車の運転をしている時は、ビジネスの事を考えなくていい極上の時間だったからです。

車の運転は、常に景色が変わります。
そして、車の運転にある程度集中する必要があります。

その際、楽器のようなエンジン音、そして、いいレザーシート、そして車に乗る時、降りる時に美しいデザインの車に乗ると、私の場合は幸せに包まれるからです。

車を移動の手段と考えるなら、完全に無駄遣いです。
私の場合は、隙あらば、ビジネスの事を考え続けてしまうので、頭をクリアにする方法が限られます。

新しい思考に至り、そしてビジネスで結果を出すためには、私が惚れた車を所有するのは、重要だったんです。

人の数だけ、私の車のように思い入れを持つ対象があると思います。

世の中の常識よりも、自分の価値観で「無駄遣い」の判定をする

それは、おそらくモノに限らず、旅に出て違うカルチャーに触れる事が何よりも大事な人もいれば、自分が好きな習い事にとんでもない金額を支出する事が大事な人もいます。

自分が好きなものはお金が掛かろうが追求した方がいいと思うし、逆に周りが大事だと思っていても、自分がそう思えない支出は「無駄遣い」だと思います。

その「無駄遣い」というのも、モノであれば1回あたりのコストや、自分がビジネスやプライベートでベストなコンディションに持っていくための旅やエステなどのリラクゼーションであれば、それは高くても無駄遣いでは無いというのが私が思う「無駄遣い」と「いいお金の使い方」の分岐点です。


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