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【女性の生理について③】

本日は女性の生理についてお話したいと思います!

男性にとって女性の生理については誰も教えてくれないので不思議ですよね。けど女性の生理をきちんと理解しておくと、よりパートナーと良い関係を築けると思いますよ!👍

【女性の生理について①】にて生理の仕組みを、【女性の生理について②】で生理の対処法をお話ししました。本日はなぜ生理があるのか、そしていつまで生理は続くのか!?についてお話しできればと思います

〜なぜ生理があるのか〜

赤ちゃんができなかったとき、いらなくなった子宮内膜を排出するためのようです。

女性は生まれたときに、卵巣の中に赤ちゃんをつくるのに必要な「卵胞」のもと(原子卵胞)を約200万個も持っているそうです!

すごい数ですね💦

そして思春期になって赤ちゃんができるカラダになると、女性ホルモンの働きにより一定のサイクルで、赤ちゃんをつくるのに必要な成熟した「卵胞」が、ひとつずつ排出されるようになります。

これが「排卵」です。


排卵がおこると、赤ちゃんを育てる部屋にあたる子宮は、子宮の内側にある「子宮内膜」をフカフカに膨らませて、赤ちゃん(受精卵)を受け止める準備を始めます。

生理前になると子宮内膜は約1cmほどまでに膨らみますが、妊娠がおこらない場合、新しい内膜がつくられやすいように古い内膜はこわされ、溶けて血液といっしょにはがれ落ちます。

これが「生理」と言われる現象です。

つまり「きちんと生理がある」ということは、「赤ちゃんができたとき、できたてのベッドでお迎えできるように準備ができている状態」、ということです。

赤ちゃんのベッドになるよう、柔らかく凝固していた内膜を外に排出するには、流れやすい液体にする必要があります。そのため、子宮内膜がこわされるときには、血液のかたまりを溶かす酵素が分泌されます。

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〜生理は、いつからいつまで続くの?〜


初潮の平均年齢は12.3才、閉経の平均年齢は50.5才のようです。

生理が始まる時期と終わる時期には、女性ホルモンが大きく関わっています。女性ホルモンの分泌量は7~8才から少しずつ増え始めて、やがて初潮を迎え、赤ちゃんをつくることができるカラダになります。

そして初潮から20才くらいまでどんどん女性ホルモンの分泌量は増加していき、20代になると女性ホルモンの分泌がピークに達します。そのときが肉体的には、妊娠・出産をするのに最も適した時期といえます。

今の現代の結婚平均年齢より10年くらい若いですね😅

30代後半から、少しずつ女性ホルモンの分泌は減少し始めます。そして赤ちゃんをつくることのできる時期が過ぎると女性ホルモンの分泌が止まり、やがて閉経を迎えます。一般的に女性はだいたい更年期の始まりから10年くらいかけて、ゆっくりと女性ホルモンとお別れをしていきます。

小学校入学から準備をし始めて、大学一二年生でピークに達し、そこからホルモンは減少するんですね💦 

女性の体は本当に妊娠するために人生をかけて準備していくのですね。

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〜なぜ、生理期間の長さは人によって違うのか〜


毎月のホルモン分泌量のほか、カラダのつくりの特徴とも関係があるそうです。

生理のときの子宮は、なかの血液を押し出そうと伸びたり縮んだりしているようです。(チューブをギューッとしぼり出すような感じをイメージすると、わかりやすいかもしれません)。


でも子宮の出入り口は、ストローの穴より細い、ごくごく小さな穴。子宮内の血液はそこを通って排出されるために、ある程度の日数がかかってしまうんだとか。

また、血液の出方には子宮の位置も関係しています。多くの人は血液がスムーズに流れやすい角度になっていますが、子宮の位置が前や後ろに傾き過ぎている人もいます。すると血液が出にくくなるため、そういう人はダラダラと出血が長引いたり、中休みしてから後半になって出血量が増えたり、ということがおこりやすいのだとか。

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いかがでしたでしょうか?

女性の生理は男性にとっては想像し難いですが、仕組みや理由を知る事でなんとなく理解できたのではないでしょうか。

生理中の女性は大変ですし、女性も毎月のようにホルモンバランスの変化に耐えながら生活しているとなると本当に大変だと思います!

男性としてもできるだけ女性に協力するような体制が必要ですね!

本日もお疲れ様でした!

2児のパパリーマンより

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