見出し画像

2023下半期聴いてよかった邦楽アルバム30選

 半年に1回しか記事を書かない者です。やっていきましょう。後半聴いた新譜は350枚ほどでしょうか。毎度のこと趣味全開で選んでるので広い心で見ていただけたらと思います。インスタで毎月簡単なディスクレビューみたいなのしてるんですけど、大体その内容+αって感じです。あと、一部リリースされたのが上半期のものもありますが、「下半期”聴いて”よかった」ということで多めに見て下さい…
 インスタです↓↓↓

 参考までに上半期の記事です↓↓↓

 ではやっていきましょう。

君島大空『no public sounds』

 個人的にこの作品で一番衝撃を受けたのは、前作『映帶する煙』が今年の1月に出たばかりなのに、これほどまでに音楽性を変えたものを短期間で更新してきたことでした。「ほんとに同じ人か?」と思ってしまいました。アウトプットの方向性がこんなにも幅がある人なんてなかなかいないと思います。それでいてバンドサウンドは洗練されていてかつアバンギャルドで独立したアイデンティティを保っていました。彼の多彩さを思い知らされた一年でしたね。

山二つ『テレビ』

 邦楽の歴史の現在地。そんな雰囲気が柔らかく漂ってくる作品でした。と言っても難しいですよね。邦楽なんてもう樹形図的に広がっちゃってますから。フォークや民謡とかそういった文脈で理解していただければ。そういった音楽の咀嚼の仕方がまぁ絶妙で。アコースティックでレトロな味わいがのどかに広がる落ち着ける一枚でした。日本語の響き方というか発音にもこだわりを感じられ、けどその力の抜け方が自由なアンサンブルのゆとり幅を生んでいるようにも思いました。何にも縛られない独創的かつ子供の自由帳のような可愛らしさもあるアルバムでした。

vaundy『replica』

 今年はこのアルバム抜きでは語れないでしょう。そう言っても過言ではないと思います。現在のJ-POPの最前線に位置する確かな爆発力と、これからもその位置に立ち続けるであろう影響力を兼ね備えた作品でした。文句なしの名盤ですね。抽象的な表現ばっかですいません。けどほんとに幅広く奥深く髄までしゃぶれる楽しさと新しさにあふれたアルバムです。今年も「大作」と呼ばれる作品いくつも出ましたが、これほどビッグスケールのものはありませんね。最高です。

peanuts butters『peanuts butters Ⅱ』

 ストレートなオルタナサウンドと自由なワードセンスが粒子のように飛び回る作品でした。歌詞は全体的にネガティブなワードが多い印象で、悩んだり葛藤したりする心理描写にピントをしっかり合わせていました。それがただ悲観的でげんなりして聴いてて疲れるものじゃなく、そういった心情に寄り添うようなロックに仕上がってるので好印象でした。あと曲のタイトルも個性的で、このタイトルからこんな内容が出てくるの?という驚きというか楽しさもありました。

Mr.Childern『miss you』

 ミスチル、まだまだやれます。もう音楽性がパワーアップしたとかバンドとして成熟したとかそういう次元を超えてきたバンドが、このテイストの作品をまだ出せるのは正直恐ろしいですね。今回改めて思ったのは、ミスチルって結構「男」なバンドですよね。恋愛感も男性的な主観が多いですし、性や社会風刺とかそういうちょっと危なそうなテーマを臆せず拾い上げたり。他にも色々ありますが、そういった最初から持ち合わせた獣のような感性を時を経た今、真正面から再アウトプットしたような作品かなと思いました。

Lamp『一夜のペーソス』

 夜をテーマにしっとりとした作品が連なる穏やかな作品でした。歌謡的な要素がより強くなっているのと同時に、カーペンターズのような繊細かつ滑らかな肌触りの作品になったかなと思いました。要所要所でちょくちょく出てくる楽器のポジションがよく練られていて、いいアクセントとして働いていました。サウンド全体に統一感があり、コンセプトアルバムのようなまとまりも感じられました。ゆっくりと流れるままに聴くもよし、耳を澄ませてサウンドの立体感を楽しむもよし、独特な歌詞観を味わうもよし。最初に聴いた印象よりも、様々な楽しみ方がこのアルバムにはあると思います。

宇宙まお『Far away from』

 アルバム全体から異国情緒のような不思議な雰囲気を感じました。といってもバシッとこれに似てるなという民族的なものがなくて。宇宙っぽいというのもあるんですけどそれよりも異世界っぽい、何かこの世界の外側から来たかのような未体験のサウンドだなと思いました。『Far away from』というタイトルですがこれほどまでに距離とその旅情とも呼べる年季と悠久さがあふれ出てるとは思いませんでした。その中でも壮大な旅を思わせる曲だったり、ピクニックのような気軽な雰囲気の曲もあったりと様々なエピソードが込められている”アルバム”のような作品でした。

Kvi Baba『Jesus Loves You』

 優しく穏やかな暖かい感情が綴られているリリックが際立っていました。純粋で真っすぐな愛情を伝えるのと同時に、別れに対する恐怖や愛の中にある自分のエゴに葛藤する様子もすべて包み隠さず全部歌う素直さが素敵だなと思いました。これほどまでに等身大な詩を書くといのはある意味勇気がいたりするのかなと思いますが、真正面から向き合っているが故の美しさがありました。サウンドもその詩を引き立てる絶妙なアレンジが素晴らしかったです。

171『マイ セカンド カー』

 どこまでもソリッドな触感で、エッジが尖っていて気持ちいいアルバムでした。いかにもロックバンドらしいリードギターとシンプルなようで結構メロディアスなベース、実直にサウンドを底から支えるドラムスのコンビネーションが抜群でした。厚みのあるゴリゴリのパンクロックサウンドが魅力的でした。《Interner Killed The Internet Star》みたいなちょっとニクいことをしてくるセンスも好きですね。こういうちょっとした遊び心が忍ばされていると自然と惹かれてしまいます。

色々な十字架『少し大きな声』

 ユーモアとジョークの塊。センスが爆発とかじゃなくてもう詩が暴走してます。けどこういうくだらない(失礼)事に全力で向き合ってこのクオリティまで引き上げるって相当な努力が必要だと思います。こだわりはしっかりと感じられるし、90年代V系リバイバルというコンセプトに対するリスペクトもちゃんと出てるので好感が持てますね。どこまでが本気でどこまでが冗談なのかわからないくらいの匙加減が絶妙で終始やられっぱなしでした。文字通り面白かったです。

小久保隆 & Andrea Esperti『Music For a Cosmic Gurden』

 このアルバムでトロンボーンの音色に惚れてしまいました。そのぐらい美しくかつ効果的に鳴り響いていました。とにかくシンセの機械的なサウンドとの親和性がすごかったです。タイトルの通り宇宙をイメージしてというかコンセプトにあると思うしその世界観はばっちりキマッてました。けどそれ以上にキーボードやシンセが凪ぎと漣を繰り返す海で、トロンボーンは爽やかに吹き抜ける風のようなそんな広がり方を感じました。不思議だけど心地よい世界でした。今年のアンビエント、個人的には一番推したい作品です。

amazarashi『永遠市』

 今までとは違う雰囲気っていうのがどこにあるのかなと思いながら聴きいってるうちに、混乱という感情が宿っているのかなと感じました。それは秋田さんがパニック障害になったりなどの経験が影響しているのだと思います。だけどそこから抜け出す渇望のようなものも同時に感じられ、それらを全て生きるという選択のためのエネルギーに変換していく力強さがamazarashiらしさなんだなと改めて思いました。不覚にもそういった原点への立ち返りみたいなものも感じさせられました。

Chilli Beans.『Welcome to My Castle』

 去年出したファーストも驚かされましたがこの一年間でありえない進化を遂げていました。やりたいことをとことんやる元気さと自由さがあふれ出てました。初期からあるちょっとダークでスタイリッシュなセンスももちろん輝いてますが、よりポップセンスに磨きがかかりスマート、アンニュイ、カオスなど様座なパラメーターが混在してるユニークなアルバムになっています。1stから2枚のEP、そして今作に至るまでにやりたいこと・できることの枠がどんどん大きくなっていくのを感じました。あらゆる景色をポップスで飲み込むモンスターバンドになりそうです。そう思わせるワクワク感がありました。

文藝天国『破壊的価値創造』

 ロックという文化の初期衝動そのもののようなエネルギーを感じました。ほんとに直線的なロックなので一周回ってこういうのが珍しい時代になったのかもしれませんね。このアルバム曲だけだと「破壊」だけで終わってしまいそうな勢いですが、先行して発表されたシングル《緑地化計画》《ゴールデン・ドロップ》の創造的でドラマティックな世界観がこの作品のバランスをいい具合に調整して、激しさはあれど色彩豊かなものに仕上がってるのではないのかなと思います。

原口沙輔『スクリーンⅡ』

 《人マニア》が大ヒットした原口さんですが、この作品も中々見逃せないものになってました。《人マニア》好きな人はもれなくドハマりしてしまうんじゃないでしょうか。ということはこれめちゃくちゃ伸びます。あらゆる音像の継ぎはぎのような曲からはじまり、徐々にメロディアスに、そしてダンサンブルになっていく様子は無意識に体が乗せられていきました。この前衛的で先が読めないけどちゃんとまとまりのあるサウンドプロデュースの腕は素晴らしいです。同じく今年出したアルバム『アセトン』もとてもよかったです。

鶴田真由 & haruka nakamura『Arché』

 大袈裟かもしれませんがこの世界そのものの原風景のような透明感と美しさを感じた作品です。タイトルの「Arche」はギリシャ語ではじめ・原理といった意味があるようで、なんか天地創造のような悠大さがあるように思えました。鶴田真由さんのポエトリーリーディングが最高ですね。大好きになっちゃいました。感情の表現というよりかは表情の豊かさが伺えるテンポとテンションで、詩もサウンドもお互いが寄り添うような一体感がありました。

KIRINJI『Steppin' Out』

 まるで童謡のようなシンプルで温かみのあるメッセージが全体を包むアルバムでした。NHKみんなのうたで流れてそうな希望にあふれた前向きな言葉の数々がとても素敵でした。それでいてもどの楽曲もおしゃれで《指先ひとつで》の「素敵な予感は感染(うつ)るよ広がるよ」とかも粋だなと感じました。かと思えば《I♡歌舞伎町》では新しい時代への風刺と警鐘をならしていたりと、色んな場面で”大人だな”と感じた作品でした。あと個人的にはジャケ写がかなりお気に入りです。山中にある3枚のオブジェは何でしょうね。

蓮沼執太『unpeople』

 やはり個展を鑑賞しているかのような雰囲気を感じさせる作品でした。「純粋に自分のための音楽」と話されていますが、独りよがりな感じはなくどこか他者の存在を感じさせるようなスペースというか余白みたいなのを感じました。蓮沼さんだけでも多彩なサウンドメイキングをこなせるのに加えて、Corneliusを筆頭に豪華なゲストアーティストを迎えているのでよりこの作品のクリエイティビティが拡大されていました。カオスのようでしっかりと整列されたサウンドがとてもスタイリッシュで魅力的でした。

Aimer『Open α Door』

 とんでもなく売れに売れている彼女の総力戦。前作のアルバム後から勢いはとどまらず、その活躍するステージは多く大きくなりました。その中でこのアルバムは感情はより深く、感性はより広く全方位に対しての成長と適応力を示す内容になったのではないかなと思います。しかし自身のヒット作や大きなタイアップに圧されることなくこれからも新しい世界を切り開いていく。そんな決意表明のような雰囲気もある作品でした。

羊文学『12 hugs(like butterflies)』

 「人の振り見て我が振り直せ」という諺がありますが、それとは正反対に位置する、自分を見つめている素直な感情が押し出されてるなと思いました。加えてそれがあるからこそ外側へ向けることができる優しさも感じました。それだけでなく羊文学独特のソリッドの感触や透明感のあるサウンドも健在していて今まで以上にそのバランスが整えられているなと思いました。どれだけ新しいものが出てもいい意味で「いつも通りの羊文学」があるので、そこから何が変わったのか、本作はどういった内容なのかをつい探りたくなるスルメ盤です。

ドレスコーズ『式日散花』

 最初に抱いたイメージはなんか輪郭がぼやけた印象だったのですが、聴けば聴くほど様々な感情にあふれたアルバムだなと思いました。それは寂しい思いだったりやるせなさだったり複雑な愛情だったり。それら全てに真摯に向き合ってよいもわるいも全部素直に形にしてる作品なのかなと思いました。そのせいかところどころに幼さというか、子どもっぽい瞬間も感じました。けどその中で死に触れる歌詞も多かったり、人生の苦悩の部分にフォーカスを当ててたりと、思春期的な情緒の入り乱れのようなものも感じました。繊細で激しい作品でした。

Various Artist『スタジオジブリ トリビュートアルバム 「ジブリをうたう」』

 シンプルに聴いててめっちゃ楽しかったアルバムでした。ジブリの世界観は継承しつつも、現代的なアプローチで大胆なアレンジを施すバランス感がちょうどよかったです。あと聴いてて思ったのは、媒体は違えどファンメイドの二次創作的なアウトプットの仕方をしているなと。感覚としては「アニメのキャラクターが現パロされて渋谷とか歩いてるファンアート」みたいな。アニメや映画のファンアートは基本イラストや動画になるのでしょうが、音楽として出力してみるとこのような形になるのかなみたいな。そのような作り手側のリスペクトと楽しさが伝わってくる作品でした。

Reol『BLACK BOX』

 音楽的アプローチの多彩さがより輝きを放った作品でした。軽快で心地よいビートを中心にあらゆる音楽性で自身をアップデートし続けてワクワクする楽曲を世にはなってきた彼女ですが、まだまだそれは止まらないということを突き付けられました。この次から次へとスタイルを変えていくのが唯一無二のスタイルなのかもしれませんね。疾走感あふれるあっという間の40分間でした。彼女の底知れなさがあらわされたアルバムでした。まさに”BLACK BOX”

Orangestar『And So Henceforth,』

 ジャケ写がこのアルバムのスケール感とイメージをバッチリ再現してますね。オレスタさんらしいというか、らしさしかないアルバムでした。もちろんいい意味で。もうサウンドスタイルが完全に確立されていて、求められているイメージの曲を200%以上の完成度で出してくるので同じスタイルでも毎回新鮮さはありますし、迫力も大満足です。でも改めて過去のアルバムを聴き返すと、どんどん音は華やかでゴージャスになっているので自身のスタイルを厚塗りしていくように進化していってるのかなと思いました。

くるり『感覚は道標』

 めっちゃいい年の取り方してるバンドだなと思いました。肩ひじ張らずに、ニュートラルなくるり像がありました。なんかこう、耳にスッと入ってくるような優しい感覚。くるりとしても自然だし、音楽としても自然体で染み入るように体に入ってきました。セッション形式を中心に制作されたと話されていますが、その制作の雰囲気がそのままサウンドに表れていて楽しそうでした。過去作へのセルフオマージュがあったりと遊び心もふんだんに取り入れられていて、粋なアルバムだなと思いました。

Mrs. GREEN APPLE『ANTENNA』

 圧倒的な迫力と華がありました。新しいバンド体制になってから初めてのアルバムでしたが、どこにも不安要素はなく完璧ともいえる数々のポップチューンで彩られていました。サウンドプロダクションもボーカルの迫力も最大限引き出してるように感じて思わず圧倒されました。そしてこのアルバムの曲たちにはいろんな感情が込められていますが、それがポジティブであれネガティブであれ大事にそれを表現していて、感受性の広さとそこからくる生命力を感じる作品でした。

細野晴臣『Undercurrent』

 ファーストインプレッションで感じたダークな印象とは裏腹に、どこか有機的で生命力を感じる曲たちだなと思いました。もちろん決して元気に躍動する姿ではなくて、例えば深海奥深くに住む魚や土の中でじっとしている昆虫の幼虫のような。見えないけど確かにこの裏側には生き物がいるんだなと思わせる息遣いのある作品でした。そしてそれを包み込むような奥行きの空間設計が秀逸で、曲ごとに別々の音楽的要素を取り入れてるけど全てに美しい広がりを感じました。コンパクトながら隙の無い作品です。余談ですけどYMOの最後の一人として、これからもシビれる作品を元気に作り続けてほしいですね。

King Gun『THE GREATEST UNKNOWN』

 一つの作品として硬い強度をもったアルバムでした。全体に仄かに感じるおどろおどろしさがこのアルバムはただ者ではないという雰囲気を放っていました。もうオルタナとかを越えてすごい角度で攻め込んでいるにも関わらず、メジャーでウケるツボみたいなのはしっかり織り込まれているので自然と受け入れられるのがすごいです。何かいやらしい言い方で申し訳ないですが他意はないです。バンドとしてのダイナミックさとそれを狂いなくまとめ上げる技術力の高さが伺える作品でした。

小瀬村晶『The Two Of Us』

 一曲一曲の構成の仕方がシネマティックな雰囲気で、短編映画集のようなアルバムだなと思いました。一曲ごとに起承転結がはっきりしていて、物語性があるように思えました。また音の重ね方がまるで乗算レイヤーを重ねたイラストのように、深みのあるものばかりでした。特に《elbis.reverri》などで鳴っている低いベースノートとかが曲を立体的にさせていて、シアターのようなオーディオ環境で聴いたらすごいことになりそうだなと思いました。頭の中で勝手に曲のイメージビデオが浮かび上がってくる心地いい作品でした。これまた余談なんですけど、インスタとかでめっちゃ”昌”さんて誤字してました。すいません。

松任谷由実『ユーミン乾杯!! ~松任谷由実50周年記念コラボベストアルバム~』

 古今東西、様々なアーティストが各々のスタイルでユーミンの楽曲をよみがえらせる。そんな内容と思いきや、逆に集まったアーティストがユーミン色に染められている。そんなシンガーソングライターとしてのパワーを感じました。もうそれはすごい方々が集まっていますが、終始彼女の独壇場でした。どれだけ大胆で新しいアレンジが加えられても、ユーミンの息遣いや華が変わらず残っているのはもう地の底力のすごさにほかならないですね。《今だから》のリマスター収録のサプライズも嬉しかったです。歌謡・J-POPの中での彼女の存在感を再確認させられた作品でした。

おまけ

 30選には漏れましたがこの作品もよかったなというのをまとめて少しご紹介します。

UVERworld『ENIGMASIS』
ピーナッツくん『Air Drop Boy』
崎山蒼志『i 触れる SAD UFO』
マカロニえんぴつ『大人の涙』
-真天地開闢集団-ジグザグ『慈愚挫愚 四 -最高-』
indigo la End『哀愁演劇』
GLIM SPANKY『The Goldmine』
吉澤嘉代子『若草』
She Her Her Hers『Diffusion of Responsibility』
曽我部恵一『ハザードオブラブ』               etc…

 ざっくりとこんな感じでしょうか。個人的に下半期聴いた作品は一筋縄ではいかない凝った作品が多かったかなという印象です。「マジ最高!鬼リピ必至卍」というより「ちょっと捉えきれないけど何かいいなー。何が引っかかってるんだろ」と深堀りしたくなる感じでした。もちろん直感的に心躍るものもありましたけど。それをちゃんと噛み砕いて書く力。もっと付けねばなりませんね。そんな感じです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?